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カテゴリー「子どもの生活の中から」の検索結果は以下のとおりです。

お別れの日(年少)

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 6月19日(金)にM大短大生3名の実習が終わりました。
 お別れの日について年少組担任のあかね先生から聞いたお話です。

 実習生さんは、2週間子ども達と関わって、お別れがつらくなったようで、いちご組(年少)のみんなの前で挨拶をしながら泣き出してしまいました。
 しかし年少児には「今日が最後」という意味がわからず、いつも通り楽しそうです。(3〜4歳児は、これが普通です)

 M子ちゃんもその日は明るく楽しそうでしたが、お帰りの時にママの顔を見るや否や泣き出したのです。
ママとあかね先生はビックリしながら
「どうしたの?」
M子「…明日から…ちょっと休む(幼稚園を欠席するという意味)」
ママとあかね先生「?!」
M子「ちょっと遠くに行くから…」
ママとあかね先生「え?!どこに行くの?」
M子「大学学校に行く…」

 M子ちゃんは、年少組に入った実習生さんが大好きだったんですね。幼心にも会いに行こうと思ったようです。かわいいですよね。

手作りゲーム(年中)

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 6月18日(木) ほし組(年中)で、おもしろい物を作っているというので行って見ました。

 数人の子ども達が、段ボールでトンネルや坂を作り、ブロックの手作りミニカーを走らせていました。
 トンネルをくぐって下まで走るとOKですが、急な坂なので途中で落ちてしまう物もあり、大人の私が見ていてもおもしろい遊びでした。

 子どもがミニカーの名前を「○○○バクルゥ(?!)」とか言うのを、私が「え?!馬くろう?」と聞くとN君があきれたように「…ちがうよ」
 その上、坂東先生がH君の「○○○キッズ」を「え?!ケッズ?」と聞き返し、またまた「ちがうよ、キッズ!」と、私達おばさんチームにはなかなか言葉が通じなくて、言葉にも年代を感じました…(ごめんなさい)。

 白梅幼稚園はこの様に、自由遊びの時間は空き箱や段ボール等廃材から自分で考えた物を製作する子もいます。これは、与えられた形あるおもちゃやゲームで遊ぶよりも、想像性を養う上で役立っていると感じます。また、自分達で作った物への愛着はひとしおで、とても大切にします。

今日も一人が段ボールを車庫に見立てて「名前を書いて」と持って来たので、坂東先生が名前を書いてあげたところ、次々に「僕のも!」とやって来て、大切そうにしまっていましたよ。

おねえさん(年長)

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【画像:6月17日(水) リレーごっこ(年長・年少)】

 6月のうららかなある日のことです。
 給食の配膳をするためにテーブルを運んでいた年長組担任の阿部先生にR君が
「ねぇねぇ、阿部先生。鏡で見るとおねえさんみたい。」

 どうやら、手を洗いながら鏡越しに阿部先生を目で追っていたようです。
 阿部先生はこの年齢で(失礼!)「おねえさん」と言われたのが久し振り!驚きとうれしさで…素直に「ありがとうね♪」

 ところが、阿部先生いわく
「そこでやめておけば良かったのに、調子に乗ってつい聞いてしまいました。」とのこと…
「ねぇ、R君…で、鏡じゃない時の阿部先生は?」

 するとR君は…5秒程間があってから(思ったより長いですよ)、ものすごい低音でひと言
「……おねえさん……」

 その後、M子ちやんが
「アタシね、阿部先生の歳、知ってる。○歳!うちのお母さんと同じだよ―。」

 阿部先生は心の中で
『聞かない方が良かったのかも…』
と、つぶやいたのでした。

 その後、職員室でその話を聞いていた年少組担任のあかね先生が(昨年度R君の担任でした)
「R君も、気を使えるようになったところが大きくなったということですね」
と、うれしそうに話していました。
 1度目はR君の本心から出た言葉でも、2度目の沈黙の後の言葉は、気を使ったとしか思えないと感じ、私も「うん、うん」とうなづいてしまいました。(でも、阿部先生は十分おねえさんに見えますよ。これ、本当!)

ちっちゃいそら組さん

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【画像:6月16日(火)のひよこクラブの様子】

 先日、そら(年長)組が畑へ行くために園庭に並び始めました。
それを見ていた年少担任のあかね先生が
「あれっ?ずいぶん小さいそら組さんがいる!」
と…よく見ると年少組のM子ちゃんが、赤のクラス帽(裏は青で年長のカラー)をクルッと変えて、ちゃっかりと年長組の列に普通にまぎれ込んでいたのでした。

 年長担任の阿部先生も
「そのアイデアは素晴らしいけど、明らかに小さいからバレてしまうので―す♪」
と苦笑いをしていましたよ。

 一緒に散歩に行きたかったんだよね、M子ちゃん!

M大短大教授からの誘惑

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 6月に入ってから、M大短大から実習生が3人、各クラスに入って勉強をしています。
 その実習の様子を見にいらしたM大短大の教授が、園庭で遊んでいるH君(年中)に、何やら声をかけていました。

教授「今、音楽が鳴り始めたけど、お片づけなんじゃないの?」
H君「違う!白梅幼稚園はそんなのではお片付けしないんだよ。先生が『お片づけの時間だよ―っ』って言ってからなんだよ。」と、きっぱり。
教授「ほほぅ―。君はすごいねぇ。よくわかっているねぇ。先生(教授)は、君が気に入ったから、うちの大学に来ないかい?」
するとH君は即答で「ヤダッ!白梅幼稚園がいい!」と言って走っていきました。

 その後、先生(教授)が私(事務)のところに話に来られて
「担任の話をよく聞いているし、こうして私が誘ってもすぐに判断して拒否するところもすごいねぇ。さすが白梅さん!」
と、ほめてくださいました♪
 H君、偉いよ!

国際結婚?!(年長)

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 昨日紹介しました、アメリカから入園したL子ちゃんのお話です。

 L子ちやんは、英語はもちろん、日本語もペラペラ上手です。
L子ちゃんは「私は、日本人です。日本の男の人と結婚したいの」と言うので
阿部先生「誰か決めている人、いる?」
L子ちゃん「うん!K君!」
そこで阿部先生はK君に
「そうだってよ、K君!どうするの?」
K君「う…うん…」
阿部先生「もっとはっきり言ってね」
K君、大きな声で「はいっ!」
阿部先生「でも、K君はお母さんと結婚するって言ってたけど…いいのかなぁ?」
K君はしばらく真剣に悩んでから
K君「大人になったら…ね!」
そう言ってL子ちゃんと手をつないでいました。ず-っとね!

 ちなみにK君は、純日本風な家業のお宅なので、もし本当になったら、銀山温泉の藤屋旅館女将のジニーさんみたいに有名になるかもしれませんよ。
あ…でも、K君はお母さんをお嫁さんにするんだものネ!

職員室のミステリー

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 今日は、子どもの嘘と思い込みについてのお話です。

 先日、年中担任の坂東先生に
「嶋田先生、○子ちゃんにペロペロキャンディ上げてないですよね?」
と言われ、おかしな事を聞くものだと思い、詳しい事を聞いて見ました。すると…

 ○子ちゃんのお母さんから「うちの○子が昨日、職員室でペロペロキャンディをもらって食べたと言うのですが本当でしょうか?」とたずねられたそうです。
 職員室には残念ながらペロペロキャンディはありません。しかも私は、あの棒がついた飴が苦手です。

 また今日は、年少担任のあかね先生に「嶋田先生、☆子ちゃんのお母さんから子どもならではの可愛い話を聞きました。」と言われました。それは…

 この前まで年少組の部屋には金魚が2匹いました。
ところが、寿命で1匹が死んでしまったのです。
 ☆子ちゃんは、その金魚が私(嶋田)の机の引き出しに住んでいると信じて疑わないのだそうです。それは、☆子ちゃんにはお兄ちゃん(白梅の卒園児)がいて、幼稚園時代に職員室にあるパソコンにとても心を魅かれ、私の机には「何でもある!」と思い込んでしまったのだそうです。お兄ちゃんは「嶋田先生の手前の机の引き出しの中」と、詳しい場所指定までしています。
 以前からその話を聞いていた☆子ちゃんは「あの金魚も住んでいる!」と思ったのでしょう。

 どちらも大人から見ると、荒唐無稽なお話です。でも本人からすると真面目に、願望が本当のことになってしまっているのです。

 このことについて調べてみたところ…
『7歳前(個人差あり)の子どもには「心の中の世界」と「心の外の世界」を区別出来ないのです。これは生理的なものなので、教えても理解できない。これを「嘘をついた」と善悪につなげて子どもを責めると、子どもは心の世界を育てることが出来なくなるばかりか、自己肯定観が低くなり、いつでも言い訳を考え、やがて「嘘」が上手になる』と書かれてありました。

 確かに私も子どもの頃は、いろんな夢を見ていたように思います。しかし、小学校に入るようになったら、嫌でも現実がわかってきましたから、○子ちゃんや☆子ちゃんのお母さんも心配しなくてだいじょうぶですよ。(もちろん、他人に迷惑をかける嘘はいけませんよ。)

 それにしても「職員室」は子ども達にとってミステリアスな魅力があるところなんですねぇ…ふ・ふ・ふ…!!

(実は…私の手前の机には、引き出しがついていないのです…)

登園の判断について(文:園長)

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 【園長から】

 昨日、子ども達が降園後に職員室で先生方と、「朝、子どもの体調がいつもと違い優れない時に、登園するかお休みするかの判断を家庭でどの様にしていただいたら良いか」が話題になりました。

 それは年少組の欠席者が、2日(火)は1人だったのが、3日(水)7名、4日(木)9名と急に増えた事がきっかけでした。

 新型インフルエンザの報道が最近は落ち着いてきましたが、「もしや」という心配が先生方にあったからです。
 幸い、今日現在インフルエンザではなく、溶連菌感染症3名、単なる風邪2名ほどで、後はほぼ回復したけれど大事をとってお休みという子達でした。

 子どもは、少し体調が悪くても、幼稚園でお友達と遊ぶことが大好きですから、高熱やひどい咳が出ている時でも「行きたい」という子が多いのですが、幼稚園は他の子もいるので当然うつるという事になります。
 また、幼稚園での子ども達の活動は大人の想像以上にすごい量でもあり、高熱だったり、朝ごはんを食べなかったりした時は、友達と一緒に活動する事は難しく、返って回復を遅らせることになります。その辺を良く観察していただき、それでも迷う時は係り付けのお医者さんの判断をお聞きして登園かお休みかを決めていただきたいと思います。

じゃが芋さん(年長)

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 6月3日(水) じゃが芋の様子を見に、天満宮裏の畑に行きました。
 子ども達は、自分が埋めた種芋がどうなっているかとても楽しみなようで、朝からワクワク、ハイテンション!
 
 行きの道では、自然にトトロの挿入歌「さんぽ」が聞こえて来ました。段々に声が大きくなって、天神町・住吉町・新庄町界隈に響き渡るほどです。
 そのうち列の前と後がずれてきて、歌詞の1番と2番も関係なくなって…
 ♪ 歩こう 歩こう 私は元気…
   蜘蛛の巣くぐって ウレシ・イ・な! ♪

 阿部先生がボソッと「え?!蜘蛛の巣くぐっても、嬉しくないよねぇ」と独り言を言っていましたよ…(ニヤリ)

 畑のじゃが芋の葉には『てんとう虫だまし』がいて、それを潰します。
私「どうして虫を殺すの?」と園に帰ってきた子に聞いてみました。
子ども「あのね、てんとう虫だましは葉っぱを食べるんだよ。食べられると水が通らなくなってじゃが芋は死んでしまうから、仕方ないんだよ。」
阿部先生の『害虫』の話をしっかり聞いていたようです(偉い!)。
私「どうやって潰すの?」
子ども「手でブン投げて、足でブチュッと潰すんだよ―!」
私「怖くない?」
女の子「怖い…」
男の子「怖くない!」
 男の子って、こんな小さい時から強がるところがかわいいですよねぇ♪

 帰り際、あの(みなさん覚えていますか?!)詩人のRくんが
「じゃが芋く〜ん、バイバ〜イ 大きくなったら一緒に遊ぼうねぇ」
それを聞いていたちょっと大人っぽい女の子が、ボソッと
「どうやって一緒に遊ぶのかねぇ…」(ニヤリ)

 帰りは天満宮下の公園で、自称『わんぱく探検ごっこ』をして、思う存分遊んできました。

 園に着いてすぐの給食は、さぞかしおいしかったことでしょう♪

6月園だよりから(文:園長)

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 【画像:5月26日(火)の年少組。あかね先生の案内で、子ども達が職員室や台所にもやって来ました(園内見学)。】

 6月の園だより(文:園長)

 始業式、入園式で始まった一学期も、早や半分の日にちが過ぎました。
 例年この時期の前半は、各クラス担任が、まずしっかり自分のクラスの子ども全員と全力で関わり、一人一人との信頼関係を築いていき、その関わりの中でその子の個性をしっかりと把握していく時期です。
 その上に小規模幼稚園の良さを活かして、他のクラスの子どもとも関わって行くというのが例年の流れです。今年もその様な流れで来たかを振り返って欲しいと先生方に話した事でした。
とりわけ4月に新たに転・入園して来た子ども達への関わりは十分配慮して欲しいと常に話して来た事でした。

 6月からの一学期後半は、前半で把握したその子なりの個性を、さらにどのように関わっていけば確実にステップアップしていけるかを考えながら、毎日の保育を実践し、その結果を一学期末の保護者懇談会でお伝えし、夏休みの生活に反映させていただきたいと思っております。

 私は、毎朝子ども達を迎える時の一瞬一場面で、昨日と違う成長を感じさせる事が多々あります。
 私でさえ、そうですから各担任は、日々多くの場面で関わり合っているので、より一人一人の確かな成長を実感している事と思います。
 一学期の残り半分、園児一人一人がどのように成長して行くかを楽しみに、毎朝お迎えしたいと思っております。

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