画像:8月25日(木) 好きな遊びをする年長児達
①3Dのメガネをかけて
②運動会のリズム遊戯で使うポンポンが完成!
③④長い空き箱で…!
【その3】女の子のお母さんから
今回は休みの前半に引っ越しし、落ち着く間もなく、父親方の祖母の急逝により、いつもとは環境の異なる夏休みとなりました。
入院、死の立ち会い、通夜、火葬、葬儀と、短い間に小さな心をたくさんふるわせながら身近になってしまった『死』を感じていたと思います。とても重く重く受け止めていたようでした。
死の数日後、少しずつ元気になってきましたが、火葬の日の夕方、ひとり飛行機雲をみつめつづけ祖母の名を呼び、その声はとても明るすぎるくらいでした。
いつしか雲が消えた時、台所にいた私にとびこむようにきて
「おばあちゃんが空に消えた…悲しい…!」
と嗚咽(周囲に聞こえぬように)しました。
骨を拾うことは…骨をみることは、娘は祖母との別れを本当に実感したのだと思います。
でも、飛行機雲に笑顔の祖母を想像して送ってあげたことは自分の心を救う行為だったのかもしれません。
夏休みは、茶碗洗い、洗濯物をたたむという普段通りの手伝い、役割ではありましたが、いつか、この夏の日のことが心の中に沈でんして、この子の成長の根になっていくのではないかと思います。
今は笑顔も戻ってきて、幼稚園へ心が向いています。兄弟げんかするパワーも出てきました。よろしくお願い致します。