冬休み生活表から(年長)
- 2011/01/29 10:36
- カテゴリー:子どもの生活の中から
【画像:1月29日(土)の年長組お父さんの会から】
(文:嶋田)
そら組(年長)さんの「冬休み生活表」を見せていただきました。
年長のお母さん方は、この冬休み中にわが子の心の成長を感じた方が多かったようです。
ひとりでおばあちゃんの家に泊まりに行った子、お母さんの体調が悪いのを察して家族分の布団を敷いてくれた子、弟・妹の面倒をよく見てくれた子、お使いにひとりで行った子、冷たい水でお米を洗ってくれた子、ひとりでスキースクールに参加した子…等、これらは全て自分から進んで行動したことなのです。
自分のことだけで精いっぱいだった3歳から入園し、この3年間で相手の状況や気持ちを察して行動出来るようになったなんて…素晴らしい成長ですね。
保護者からの記入欄に、お母さん方からの感謝の言葉が多く見られて、阿部先生はもちろん、園長先生や他の先生方も喜んでいます。
もうすぐ一年生。別れは寂しいですが、子どもたちの成長をうれしく思っています。
さて、「冬休み生活表」の中から、やさしい気持ちになれた文をご紹介しましょう。
( N男君の家は「お寺さん」です。)
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【大晦日の出来事より】
三段重ねのおもちを大雪の中、外のお稲荷さんに運ぶ途中、すべって転んだN男。雪まみれになって泣きながら
「どうしよう、仏さんのおもちを落としちゃった〜(泣)」
と言いました。
自分が転んで、冷たく雪まみれになったことより、仏さんのことを考えてくれたんだなぁと成長を感じ、とてもうれしく思いました。ありがとうN男。