画像:①「もしもし、アタチ…」(年少)
②降園時、担任からその日の出来事のお話があります。
③順番に並んで手を洗っている年中児
④こんなに大きなテーブルも、力を合わせれば簡単さ!(年長)
(文:園長)
3月11日に発生した東日本大震災は、私達の誰もが体験した事のない大規模地震で、しかもその規模に近い余震が続発した事などから、はたして卒園式や修了式をおこなって良いのかどうか悩みましたが、無事に卒園児を送り出し、終了式を行う事ができました。
皆様方の中にも、ご家族や知人の方が、被災なされたり、消息がなかなか確認できず心配の日々を送られたりした方もおられた事と思います。
私も仙台の弟夫婦、大船渡の姪夫婦、気仙沼の友人の消息がなかなか分からず、3月末に無事との電話をもらい、ほっとした事でした。
幼稚園の3月末は、その年度のまとめの仕事を行い、その後に新年度に向けて入園式や担当するクラスの受け入れ準備等の仕事が、たくさんあるのですが、先生方は大地震の後遺症で気持ちの切り替えがむずかしい中で、本当に良くがんばっていただき、各クラス共、子ども達の受け入れ体制がしっかりできました。
また、例年、業者に依頼し、行っている園舎内のワックスがけやガラス拭きも完了し、床もガラスもピカピカになりました。
園庭の田中商店側の境にあるネットの支柱やすべり台の修理と、ペンキ塗りも終わり、あとは元気な子ども達が戻って来るのを待つばかりとなりました。
そして去る4日、始業式に先がけて行われた保護者懇談会(年中・年長)が、どちらのクラスも良い雰囲気の中で進行し、役員選出も、時間内にしかも立候補で決まったと担任からお聞きし、復活と31年目に向けての、清々しいスタートを切れた事を大変嬉しく思いました。
今年度もどうぞよろしくお願い致します。