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2009年04月の記事は以下のとおりです。

5月の園だより(文:園長)

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 【画像:4月30日(木)の誕生会の様子】

 5月の園だよりから(4月23日 記)

 例年より1週間早く、園庭のきれいな花をつけた枝垂れ桜も、先日の雨で散り始め、鮮やかなピンク色の花も少しずつ色あせて来ました。

 10日の入園式から、お休みの日を除くと8日程経ち、新入園児を迎えて何かとせわしかった幼稚園も、ようやく落ち着きを見せて来ました。
 初めて入園して来たいちご組の子は、お母さんから離れられず大泣きする子が毎年何人かいるのですが、今年しばらくぶりにその人数が増えて、最初の2〜3日は先生方全員とそら組の子の協力も得て、その子達の対応に追われててんやわんやでした。
 しかし、一日一日、日が経つにつれ、大泣きした子も保育室に入れば泣きやんだり、泣いてる時間も短くなり、昨日あたりから表情に不安も消えて笑顔が見られるようになって来ました。

 私は、お迎えと外遊びを担当したのですが、今更の様に驚かされたのは、園庭の真ん中のロケット型滑り台の効用です。
大泣きしている子や不安そうにしている子達が、2日目から他の子の刺激も受けて、先を争って滑り台に殺到し、未だ順番に並ぶのも出来ない中、何度かもみ合っている内に表情の硬さがとれ、滑りを楽しむようになっていました。
高いところに登れた喜び、上から下を見下ろした風景は、今まで体験した事のない眺めで、それらが自信になって、下にいる私達を呼ぶ声は自信にあふれ別人の様でした。

 今年度も、どのクラスも楽しいことがたくさんある事を予感させるスタートです。

畑へ(年長)

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 久しぶりの良い天気の中、そら(年長)組さんと一緒にじゃが芋の種を埋めに畑へ行って来ました。

 途中、道端の草花の匂いを嗅いだり、虫を見つけて騒いだり…と、ちょっとした「冒険旅行体験ツアー」のようでした。
 そんな騒ぎの中でも子ども達は、道路の白線からは出ないで歩くのですから、しっかりしています。その点私は大人で横幅があるので、時々はみ出ては「ダメだよ!」と子ども達から指導を受けました(なかなか厳しいですぞ!)

 種芋はとても小さくて、子ども達は手でなでてみては「かわいい」とか「芽が痛い」とか、いろんなことを言いながら土に埋めていました。

 帰る時に阿部先生が「じゃが芋さんに何か言って帰ろうね」と言いました。
 阿部先生も私(事務)も「大きくなってね」とか「おいしくなってね」等、例年のような回答を想定していたのですが…一斉に言った言葉は「じゃが芋さん、お先します!」でした(笑)。
 確かに、行事の後ホールを出る時に「お先します」「どうぞ」と言うので、じゃが芋さんも同じだと考えたようです(これを『条件反射』という?!)。

 帰りは、郵便ポストの近くに『蛾』の卵を見つけ
子ども「これ何?」
私「蛾の卵」
子ども「蛾って何?」
私「モスラみたいなやつ」
子ども「ひぇ〜!」
私(ちょっとおどかし過ぎたか…)
と、こんな調子で、私も十分楽しませていただきました。

 園に帰ってからのお弁当のおいしさは最高でした♪

「じゃが芋さん、みんなのお泊まり会で、おいしいカレーの材料になるように頑張って大きくなってネ!」

お花見弁当(年長)

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 4月24日(金) 気持の良い天候の中、阿部先生は「畑にじゃが芋を植えに行かなければ…」と焦りながらも「まずはクラスを1つにすることが大事!」と、桜を見ながらの『お花見弁当』をすることに決めました。

 さすが年長にもなると、みんな思った以上の大きなお弁当です。2段どころか3段の子もいます。

 食べ終わった頃にA君が「何て書いてあるの?」と紙で出来たおかず入れを持って来ました。
見ると、底に『今日の占い』が書いてありました。

【今日は、8月生まれの女の子と仲良くするといいことあるよ】

 そこで私(事務)は「8月生まれの女の子、だれかな?」と、大きな声で聞いてみたところ…すぐに
「は―い、ア・タ・シ!」と、可愛い声が♪

 A君と一緒に振り向くと、阿部先生が「ニヤリッ」と笑って手を上げていました。
 A君は「ふ〜ん」と言ったきり、お弁当を片付け始めました。

 やっぱり年上すぎたかもね、阿部先生〜(笑)

雑草(年中)

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 年中の女の子3人が、園庭の雑草を引き抜いて「あげる」と持って来ました。
私(事務)は「ありがとう、おいしそうだけど食べていいの?」と聞いてみました。
 すると2人は「うん!」と即答。
もう1人のW子ちゃんは2人と違って、食べてはいけないことを知っていて「ダ…(メ)…」まで言いましたが、2人の勢いに押されて「いいよ…」と小さな声。どこか不安そうです。
 私はちょっとイジワルをして「ねぇ、W子ちゃん。本当に食べちゃうけどいいのかなぁ?!」と聞いてみました。

 …W子ちゃんは、やっぱり正直でやさしい子でした。
「ん…とネ、土に埋めて…大きくなったら食べてね!」ですって(笑)。

転入児

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 今年度、他の幼稚園から転入して来た子は、年長1名、年中3名です。
 新しい集団の中に入ることは、大人でも緊張するものですね。
そこで、この新しい子達がこの7日間を経て、どう過ごしているか重点的に追ってみました。

 どの子も笑顔で、楽しそうに遊んでいる様子を見てホッとしました。(もちろん担任が、上手に集団に溶け込めるように誘ったことは言うまでもありません。)

 私(事務)も小5に転校経験があります。
 私は今でこそ体格は大きい方ですが、小学生の頃は痩せて小さく、列では前から3番目でした。食が細くて、新しい学校での最初の給食の時に、パン(当時は大きなコッペパンでした)が食べられず残したところ、周りの子達に「ダメなんだよ!」と言われ泣いたことを覚えています。それだけ転校生は緊張しているのです。

 白梅の伊藤園長先生も小さい頃、東京から岩手に転校し、都会の言葉だったためいじめられた経験をお持ちです。
ですから、園長先生の転入児への配慮は素晴らしいです。よく見ていますし、担任の先生にも「転入園児が溶け込めるクラス・幼稚園は良いクラス、良い幼稚園ですよ」と話しておられます。

 今日は、転入児年長のS君はトランポリン、年中のO君は剣作り、T子ちゃんはおママゴト、そしてK君は…
みんなに囲まれて倒れていました!私はビックリして近くにいた子に理由を聞いてみたところ…
「ブロックから落ちて死んだ人の役をやってるの」とのことでした。
K君は死人の役をしながら…なぜか笑いをこらえた顔をしていました。

給食試食会

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 4月22日(水) 年中・年長の保護者を対象とした「給食試食会」が行われました。

 委託している「ひよこフーズ」の社長さんにもいらしていただいて、今日の献立の説明や社長さんの食に対するこだわりについてお話いただきました。

 【社長さんのこだわり】
・子どもの頃から薄味で
・お米は4日前に発注して炊くので新鮮でおいしい
・牛乳は奥中山高原のJA牛乳
 (子どもの頃から本物の味を知ってもらいたいという社長さんの願いから選択)
・食材は地産地消

 【試食したお母さん方の感想】
・薄味は、これで十分おいしいので気に入りました。
・(転入児のお母さんから)前の幼稚園よりもおいしいし、量も丁度良いと感じました。
・入れ物も可愛く、子どもらしくて良いですね。食べ終わると、中から動物の絵が出てくるのが楽しいと思いました。
・自然なやさしい味がします。

 ちなみに、どのお母さんも完食でした!!

 他には「ひよこフーズ」では、アレルギーの子ども用に別献立で対応してくださるのでとても喜ばれています。
 一食350円で、今のところ白梅幼稚園では年中・年長組で週一回の給食です。

雨(年少)

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 画像:レインコートを着る年少児達

 幼稚園に入って初めての雨です。
雨の日は大人でも気分が滅入ってしまいますね。
 
 そこで、泣いて来る子が多いかも…と、先生達は朝から心の準備をしていました。
 ところが、さすがに子ども達は慣れてきて、泣いた子は一人だけだったと園長先生が話していました(その子もすぐに泣き止んだとか)。

 雨の日はコートの脱ぎ着があります。これが子ども達にとってはなかなか大変で、先生のお手伝いが必要になります。
 (お願い…コートに記名を忘れずに。誰の物か捜すだけで大変なのです)

 雨が降って良いことは…

 今まで外で遊んでいた子が、初めて2階のホールや年長・年中の部屋へ足を運びます。階段を上る子どもの表情は不安と期待が入り混じっているのがわかります。

 こうして段々に自分で行動範囲を広げて行き、自信をつけていくのですね。
 そのうち、私(事務)のいる職員室にものぞきにやって来ます。
本来であれば職員室は「ご用がなければ来てはいけない部屋」と言われています。ですから、時々役員会とかで園に来ているお母さんと職員室で子どもと鉢合わせをすると、決まってお母さんは、いきなり「ここに来てはダメでしょ!」と叱ります。
 本当はダメなんですが、好奇心を押さえることができなくて、わかっていてもやって来る子が私は大好きです。
 もちろん私は「御用は何ですか?」と一応きいてみます。すると、面白い回答がたくさん聞かれます。その子なりに一生懸命考えた言い訳です。
私は笑いをぐっとこらえて応対し、お部屋に帰すように仕向けますからお母さん、心配しないでくださいね。

 子どもが自分から行動しようとする時、先に否定されると動けなくなります。幼稚園の時は「良い子」の型にはめないで、やらせてみて欲しいと思っています。

 白梅では、きびしく叱る事の基準に
①他人に嫌な思いをさせる事
②命に関わる事
があります。それ以外は自由に、まず「やってみよう!」の精神で伸び伸びと育てて行きたいと先生達は話しています。

対面式(文:園長)

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 今日は在園児と新入園児との対面式でした。
新入園児は、いちご組(年少)27名、ほし組(年中)4名です。

 新入園児を、そら組(年長)とほし組(年中)のお兄さん・お姉さんがお部屋に迎えに行き、手をつないでホールに集合しました。

 ホールではベンチに新入園児が座り、手をつないで来た年長・年中のお兄さん・お姉さんがその前の床に座って開会…とは言っても、まだ5日目のいちご組(年少)さんの数名は、お兄さん・お姉さんの制止を振り切ってホールを走り回る子、小さい滑り台で滑る子、外に出ようとする子とてんやわんやで、司会進行の阿部先生が
「皆でむすんで開いてをしましょう」と一応静めて、そら組さんの開会のことばで始まりました。そして「小さい組さん こんにちは」の歌で歓迎しました。

 落ち着いたところで「大きな栗の木の下で」を新入園児も一緒にやり、最後にそら組(年長)が、この日のために作ったペンダントを首からかけてもらい嬉しそうでした。

 そら組の「これで対面式を終わります」のことばで終了。
退場は、入場の時のお兄さん・お姉さんと「お馬の親子」の曲で、ぽっくり ぽっくり 跳ねながら?お部屋に戻りました。

 最初あちこちに散らばっていた子も、最後は泣く子もなく、初めて皆一緒に集まった式も無事終了しました。

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 園庭のしだれ桜が満開です。
 午後、あまりの美しさに恋人達が桜の下で写真を撮って行きました。先生達と職員室で昼食をとりながら、その光景を眺め「いいねぇ…♪」(桜が良いのか、恋人達が良いのか…感じ方は人それぞれ?!) 赤ちゃん生まれたら、ぜひ白梅へ!

 午前中は慣れない年少児達とのあわただしい時を過ごし、午後はのんびり…と行きたいところですが、今日から先生達は家庭訪問が始まります。そして私(事務)も、決算です…(焦)

 今年、お孫さんを白梅に入園させたおばあちゃんのお話を2つ

【その1】
 入園式で立派な年長さんを見て
祖母「うちの孫も2年経つとこんなに立派になるのでしょうか?」
阿部先生「だいじょうぶ、なりますよ」
祖母「…いや、うちの孫はならないと思う!」
※おばあちゃん、そんなこと言わないで…(笑)

【その2】
 東京方面に住むおばあちゃんが遥々入園式にお出でになり、白梅の雰囲気や子ども達の様子、先生たちの対応の仕方等を見て、お嫁さんに
祖母「うちの孫をここに入れてよかったね。安心して預けることができるね。」
と言って下さったそうです。
 こんなにも泣く子が多い入園式は久しぶりで、記念写真を撮る写真屋さんもてんやわんやでしたが、それでもそう言って下さってうれしいです♪
 

入園2日目(年少)

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 【画像:年少児の遊ぶ様子を撮ってみましたが、どの子もまだ緊張しているのか笑顔が撮れませんでした。白梅の子らしい笑顔が出る日をお楽しみに!】

 入園式の様子から、今年は数年ぶりに泣く子がたくさんいて、初登園から慣れるまで先生達は大変であろうと想像はしていました…やはりその通りで、1人の先生に3人はくっ付いています。
勿論一人で遊んでいる子もいますが、そういう子は元気な分機嫌をそこねると「家に帰る!」と泣き、走り回ります。とにかく怪我をさせないことが一番ですから、園長先生始め全職員、そして…小さくても、実は大きな助っ人である年長の子ども達が、年少児をよく見、遊んであげたりしています。

 園内を取材していて、こんな光景に出会いました。

【その1】
 年長A君が、広告で作った棒で元気のない年少の子ども2人に向かって「パワーをあげる!」
一人は大喜びし、もう一人は嫌がって泣きそうになってしまいました。感じ方は人それぞれ…年長A君にとっても、よい経験ですね。

【その2】
 年中B君が、箱を年少C君に見せ
年中B「ダンゴ虫いるんだよ!」
年少C「どこで見つけたの?」と欲しそうです。
年中B「その辺に落ちてたの」私(落ちてた…?!)
それから年少C君は、下を見て探して歩いていました。

 最初の頃はそれだけでも時間が過ぎ、あっという間にお迎えです。泣いても騒いでも、お母さんと離れ一人でいたという体験だけで『はなまる』なのです。
 明日は開園記念日で休園です。ゆっくり休んで、また木曜日から元気な姿を見せてくださいね。

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