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2010年02月の記事は以下のとおりです。

3月園だよりから

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【画像:2月26日(金)誕生会の様子】

 (文:園長)

 今日は、久しぶりに最低気温が零度と暖かい朝でした。幸い風もなく日差しもやわらかで、ようやく春近しを感じさせる朝でした。

 おかげ様で年少組の生活発表会も20日(土)に楽しく無事に終了し、いよいよ一年の総決算の3月を迎えます。
 先日、そら組のお母さんから
「うちの子は朝、家を出る時に、あと幼稚園に行くのは何日?」
「今日は誰ちゃんとこんな事をして遊ぼう!」
と言って幼稚園に向かうという話をお聞きして、年長組の子ども達も、まもなく幼稚園を卒園し、小学校に入学するという意識が、かなり浸透してきていると感じました。
 子ども達なりに別れるさびしさを心の奥に押し込めて、精一杯楽しもうとしているのですね。

 また、ほし組やいちご組の子ども達は、漠然とではありますが、1つ上のクラスになるという思いが、生活の中であちこちに見受けられる様になってきたようです。

 毎年、子ども達の何人かは卒園や転勤等で友達と別れなければならないことをそれとなく察し、さびしい気持ちになるお子さんもおられますが、私達教職員も例年の事とはいえ、卒園式や別れが近づくとさびしさがつのります。
 私としては、卒園する子も替わっていく子も、前述のお子さんの様に残り少ない日を大切に、目一杯友達や先生と一緒に楽しく遊んで、良い想い出を一つでも多く作って1つ上に進級して欲しいと願っております。
 

年中組へのプレゼント作り(年長)

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(文:阿部)

クラス全体で、自分たちが年中組の時のお別れ会で、前の年長組から宝箱を頂いた話をしました。
さらに、実物の宝箱(昨年の宝箱)を目にし、一気に声を弾ませながら
「何かなと思ったら、こまが入ってたよね」
「折り紙も入ってた」
「手紙も入ってたよね」
「今でも大事にとっているもん」
「僕の宝箱に入っていると思う」等
K「その時すんごく、うれしかった!」
といった言葉に、クラスのみんなも大きくうなずいていました。
A「あっ、わかった!もしかして・・・今度は私たちが作る番なんじゃない?!」
M「やりたい!やりたい!」
周りの子どもたち「いえーい!やろう!やろう!」

(阿部) 子どもたちへの願いとして、「去年やったからやるもの」という理由だけで取り組むことではなく、なぜ製作をしていくことにするのか、年中組に対する自分たちの思いを子どもたち皆で共通理解しながら、意識して取り組んで欲しいと思いました。

 その時、大部分の子どもたちが、もうすぐそら組の終わりが近づいていることを一気に感じた様子でした。

製作の手順
1.宝を入れる箱を作ることにしました。
2.次に、ほしぐみさんへのメッセージカードを描きました。
3.折り紙で、自分が折れるものをおってみました。また、クラスのみんなで、お皿の折り方を覚え、得意になって折る子もいました。
4.最後は、こま作り。
 本物ののこぎりを使い、こまの元になる物を切る。軸に穴を開ける道具も用意し、マーカーでカラフルに色を塗って、こまの完成。必ず回り具合を試したり、あげる前にいとおしく作ったこまを回す様子も見られました。
5.全ての宝を宝箱に入れて、リボン結びにも挑戦して、完成です。

 子どもたちが、1つ1つの取り組みに喜んで作っている様子が印象的でした。

*1〜5までの過程は全てが、全体活動ではなく、自分でいつまでに完成するのかを決めて、好きな遊びの時間にそれぞれが取り組んでいきました。見通しを持って、自分で考え、決めて、完成する充実感を体験していました。

【子どものつぶやき】
A「絶対喜んでくれるよね」
M「決まってるでしょう!」
G「きっとさ、この箱見たら、僕たちのこと思い出すかもね」
R「手紙見て、小さい組さんにやさしくできるそら組になるんじゃないかな」
N「こまはおもしろいから、すぐに気に入るんじゃないかと僕は思う。」
K「実は僕も、このこま手放したくないんだよな・・・・じゃあね〜僕のこま」

 子どもたちの思いは、新しいそら組へと受け継がれるのですね。

子どもたちの話から成長を感じました(年少)

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【①2月24日お雛様の前で写真を撮る年少児 ②和室で自分達の順番を待つ間に、カメラを向けると大サービスでいろんな表情を見せてくれました】

  (文:佐々木)

① 帰りの時間・ジャンバーを着ながら

 H「先生、ボタン(ホック)できなかったけど、諦めないでやろうと思ったらできたよ!」

*「自分でやってみて・・」「諦めないで・・」は教師が日常、子どもたちに話かけている言葉ですが、その言葉をしっかり受け止め、一生懸命がんばっていたH君の心意気に感心し、嬉しく思いました。
 「諦めないでやったらできたこと」が嬉しく、自信も持てたようです。

 
② 劇ごっこのお面の準備をしながら

(棚の奥にあり、お面が取れないでいたM子とK子)
M子「先生、お面取れないから取ってください」
K子「先生、お面取ってください」
私「はい、どうぞ!」
と言って渡すと、傍で見ていたA子
「やってもらったら、ありがとう!って言うんだよ。」
 M子とK子「ありがとう!ありがとう!」


③ ホールのステージで「バナナ村に雨がふる」のC.Dを聴いていた3歳児のO子ちゃん。歌詞を聞きながら
「先生、しあわせってどういうこと?」
私「そうねえー 」
と言いながら、どう言えば分かるかな?と考えていたら・・傍で話を聞いていた4歳児のY君
「しあわせっていうことは、とってもうれしいっていうことだよ!」
と教えてくれました。Yくんのお母さんが、そう言っていたそうです。

④ 積み木で階段を作ったままその場を離れたD君。
そこへ、S君とT君が来て遊ぼうとしました。
戻ってきたD「ここ、おれが使ってたんだから、使っちゃダメ」 
SとT「だれも使っていなかったから使ったんだよ」
T「また、使うの?」 
D「使わない」 
SとT「じゃあ、貸して」
D「うん、いいよ!」  
  
* 以前は言葉で気持ちをうまく伝えることができず、取った、取られた、こわされたと、手、足がでることもありましたが、今は話し合いが成立。成長を感じました。

春をみつけた(年中)

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  (文:坂東)

 室内をハイハイしているA子ちゃん。
 しばらくすると…
A子「先生、見てホラ!」
と、手のひらに丸い種を2つ載せて見せてくれました。
坂東「何かなぁ?!」
A子「種だよ。もうすぐ春だよ〜って言ってるんじゃない?!」
坂東「そうだね。どこで見つけたの?」
A子「ハイハイして、旅してたら見つけたの」
坂東「旅してたらみつけたんだ!いいことあるね。」

おきゃくさんは??(年少)

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 (文:渡邉)

 発表会に向けての活動をしているいちごぐみ。
他のクラスや、ひよこクラブさんなど、いろいろな人にお見せする(見てもらう)機会が多くなりました。

 ある日、誰にも何も見せる予定がなかった日だったので、お客さんなしで始めようとすると
「おきゃくさんは?!」
「いないの?!」
「え――――!!」
と不満気味でした。

 そこで私が「わかった!今日のお客さんは、ストーブさんとトランポリンさんです!」
と指差すと、子どもたちはニヤッとしたり大笑いしたりして、納得していました…ここが3歳です(^-^)♪

 おもしろがって、やる気まんまんで劇ごっこをした後
「どうだったか聞いてみるね」
と私がストーブやトランポリンにマイクを向けて質問し、答えてもらいました。
大人が見たら、私の一人芝居ですが、子どもたちはとても真剣に聞いていました。
おもわず“かわいい”と、私はニヤけてしまいました。

 発表会の活動事態におもしろがって取り組んでいますが、緊張したりしながらも、見てもらうことのうれしさも感じてきているいちごぐみです。

ザクッコの使い方(年中)

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※ ザクッコ…段ボール専用ののこぎり状の刃物(子供用)

(文:坂東)

 牛乳パックをザクッコで『ギコギコギーコ…』と切っていたA君。パックン人形を作るので昨日から頑張っていました。
 B君がそれを見て、同じ様に切り始めたのですが、上手く切れずに四苦八苦していました。
 するとA君「ボクが押さえてあげようか」とそっと手を出すと
B君が「ありがとう」と、自然に出て来た言葉と行動に、相手の行動に気付くようになってきているほし組の2人に、私は温かい気持ちになりました。

最後のお茶の会(年長)

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 (文:阿部)

 2月16日(火) 

 年に3回行われる、お茶の会!本日が最後のお茶の会です。
子どもたちは、朝から「今日はお茶の会だね。」「楽しみだね!」「お菓子が甘くておいしんだよね。」等、うきうきとした声があちらこちらから聞こえていました。

 3回目のお茶の会ともなると、3階へ行く準備も慣れたものです。
スモックを脱いで、きれいに畳んで置くこと、行く前の手洗いやうがい、トイレに行くことなどもさっさと行う様子が見られました。
 
 今回は最初にお雛様にお茶とお菓子をお上げしてから始まりました。
 ピンクの梅の花がついた和菓子をいただきました。『紅梅』
「わぁー、おいしい」「甘くておいしいね」「この甘さがいいんだよな」と言いながら、いただく子ども達でした。

 お茶の先生がN君のいただいく様子を見て
「こういうお菓子は嫌いなのかしら?」と尋ねていました。
するとN君は「違うよ、好きだからぁ〜、ちょびちょび食べているの」と答えました。
お茶の先生はニコニコと笑いながら
「まあ・・そうなのね、嬉しいこと。でも、周りの人と一緒に食べ終われることも大切なことなんですよ」とやさしく教えていました。
N君「わかっているんだけど、おいしいからこういう風に食べてしまうんだよ・・」
と言いながらいただいていました。
周りの子どもたちも“そうそう、N君の気持ちがわかるよ“といった様子で微笑んでいました。
 お抹茶も同様に、残す子は誰もいなくておいしくいただき、お茶の先生は感心していました。

 年に3回のお茶の会ですが、普段の生活にはない、畳の上での立ち居振る舞いや、お菓子、お茶のいただき方などの作法をちょっぴり体験することが出来た子ども達でした。

 聞き慣れない、言い慣れない「お菓子をちょうだいします」「お先いたします」「お下げします」等の言い方に、子ども達の声が自然と定量で動きもゆっくりとなり、落ちついて行っていました。

 また、みんながおうちの人と、このような『和』の体験が出来ればいいなと、私は思いました。

あたらしいグループ第2弾!!(年長)

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【画像:2月16日のお茶の会の様子】

(文:阿部)

 2月になって新たに、生活グループを決めました。
今回は、あらかじめ子どもたち一人一人からまだ一緒のグループになっていない友達の名前を聞き、それを参考に、グループを検討してみました。

Mちゃん「〜ちゃんと同じグループになってた事あるけど、〜君は初めてだね」
Nくん「そうだね」

Kくん「やったー!Sちゃんと一緒になれたぞ〜、うれしい〜」
Sちゃん「あ〜、やっぱりKくんと一緒だ」と2人でにっこりしていたり、新しいメンバーの友達と顔をあわせ、「よろしくお願いします」とあいさつをしていました。

 グループの名前をどうするか?
「何の仲間の名前にする?」
「果物はやったし」
「動物もやったし」
「う・・・・・・ん」
 今回、私の方から子どもたちが『学校に対する期待』を大きくしている様子を受けて
阿部「学校に関するものの中から名前を考えてみない!?」
と提案して見ました・・・。
「あ〜、いいね!」
「おもしろい」
「僕ね、黒のランドセル買ってもらったから・・ランドセルグループがいいな」
「消しゴムグループは?」
等と、グループごとに話し合うことになりました。

その結果・・・・。 
 1. ふで箱グループ
 2. しゅくだいグループ
 3. 黒板グループ
 4. 休み時間グループ
          に決まりました。

雪が硬くなっても遊び続けるいちご組(年少)

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 (文:渡邉)

 ★いわてさん!!

 3人の男の子が、いちご組玄関前で土で山作り
そのうち、ちょっと離れた場所から
せっせせっせと雪運びを始めた

 そして、2人でやさしくていねいに作り続け…
「いわてさん!!」
土山の上に雪が積もっている、本物そっくりの岩手山ができていた

 ★かま

 硬い雪を掘り、穴が空くと
「パン、やくの!!」
「チーズ、やこ!!」

チーズ(氷)をせっせと運び
チーズ焼き職人になっていた

 

最近の『ひよこクラブ』

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 【画像:年少組発表会への賛助出演の練習をする年中組】

 (文:嶋田)

 今年に入ってからの『ひよこクラブ(未週園児とその保護者のお遊び会)』は、ほとんどが来年度入園希望のお子さんと2歳児(在園児の弟妹)になりました。

 見ていると、どの子も(もちろんお母さんも)「春には白梅幼稚園に入る!」という気迫と喜びを全身で表しています。 
 不思議なもので、この時期も毎日の様にいくつかの幼稚園のお遊び会に行っているお子さんは、自分の通う幼稚園がどこなのかわからないという話を聞いたことがあります。

 私(事務)も、娘が小さかった頃には、親が場を設けて同年代のお友達と遊ばせるだけで安心したものです。
しかし、白梅幼稚園に勤め出し
「ひとりで遊ぶことも大切なのです。ひとりで何か夢中になっている時には声をかけないでください。親がいつも遊んであげていると、自分から遊びをみつけ、楽しむことが難しくなるのです。」
と、前副園長の小山先生が話して下さいました。
 このことは、大きくなっても自分の好きなことや物を自分でみつけることが難しいということにも繋がると、私は感じています。

※ ひよこクラブに来ている妹が帰る後姿を見ての、P子ちゃん(年中)と担任の会話から
 
 ひよこクラブがあった、朝のことです。
坂東「今日はひよこの日だから、(妹)遊んでるかな〜?」
P子「うん、さっきホッコリホッコリ帰って行ったよ。」
と言うのを聞き、温かい気持ちになった坂東先生は
「ホッコリホッコリ帰ったのネ!」
P子「うん、見たもん!」

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