(文:嶋田)
1月23日(月) 3学期始業式が行われました。
その中で話された園長先生のお話の概略をご紹介します。
園長「風邪を引いてお休みの人が二人おりますが、みんな元気で揃ってよかったです。いよいよ今日から三学期が始まります。三学期は、一学期、2学期の半分位のわずか40日しかありません。三学期は次のクラスに行く準備をする学期です。いちご組さんはほし組さんに、ほし組さんはそら組さんに、そら組さんはそれぞれの小学校にいく準備をする学期です。冬休みもたくさん楽しい体験をしてきたと思いますが、その上にさらに友達やクラスのみんなと楽しく遊んだり活動する中で一つでも二つでも自分で出来ることを増やしてほしいと思います。
この間、見ていたテレビで、震災でたくさんの人が亡くなられたのですが、釜石の小学校では全員無事だったそうです。それは、家庭でも学校でも「地震がおきたら、すぐに高いところに逃げなさい」と言われていて、学校でもしっかり避難訓練をしていて、心の準備をしていたからというのです。
それらのことをしっかり覚えていて、少しでも高い場所、それよりも更に高いところと一人ひとりが考えて行動したからなそうです。
中には、おうちに戻っておじいさんやおばあさんをつれて高いところに避難した子もいたそうです。一人でも亡くなるとその子の両親や家族、お友達も大変悲しみます。全員助かったということは、すごいことなのです。
普段の準備が本当に大切だと言うことを教えてくれています。
ですから、皆さんも普段から地震が来たらどうしたらよいかと準備するといいですね。
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次はインフルエンザのお話です。
これもニュースで聞いたのですが、『くしゃみ』の速さは、なんと新幹線と同じくらいなんだそうです。ですから、周りの人に移さないためにもマスクをする、手で口を押える、横を向くなどするようにしましょう。これはエチケットですね。」
・・・というようなことを話されました。
園長先生が話の中で質問をすると、子どもたちの中には大きな声で回答したり手を上げたり…園長先生を見つめる眼差しが真剣で、私は「また幼稚園らしくなったなぁ」とうれしくなりました。
寒い中の送り迎えでお母さん方も大変だとは思いますが、3学期もまたよろしくお願い致します。