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カテゴリー「子どもの生活の中から」の検索結果は以下のとおりです。

ほしだよりから(年中)

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【画像:年中組の「ドン・じゃんけん」の様子…まだ「じゃんけん」がわからない子も結構いますが、それなりに愉快であり、必死です。】

 ★ 年中組クラス通信「ほしだより」から…7月17日発行(文:坂東先生) ★

 今日でほし組17名の1学期が終わりました。

 ドキドキしながら2階のお部屋まで上がってきていた子ども達。今はみんな笑顔が見られます。不安や戸惑いもいっぱい見られていたのに、お友達がいたから乗り越えて、元気いっぱい遊ぶようになりました。
一人もいいけど、何だかお友達といるとわくわくしてくる…そんな様子の17人です。

 砂場にいっぱい水を運んで、みんなで裸足になって遊んだり、ペットボトルをつなげて水を流して楽しんだり、広告紙も剣や紙飛行機、色々な物に変身。くるくる巻いたり、折ったり、たたんだり、本当によく使いました。最後は「もう、ありません!」というまで使い切ったほし組。
「これが無ければ遊べない」のではなく「これをどう使って遊ぼう」の姿が見られ、思いっきり遊んでいる姿に『花まる』の1学期でした。

 トラブルも失敗もいっぱい経験するようになり「失敗は成功のもと」が活かされる2学期になるよう願い、期待しています。

 お家の方々のご協力、ありがとうございました。よい夏休みをお過ごしください!

 
 

じゃが芋の収穫(年長)

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 7月16日(木) 年長さんとじゃが芋の収穫のために畑に行ってきました。
 歩きながら近くの男の子達の話を聞いてみると…
「おしっこ」と「うんち」の話で盛り上がっていました。
子どもには、こういう時期がありますね。この時期に言わないと、大きくなってから言いたくなったりすることがあるので「はは〜ん、今言いたいのね」と、可笑しいのを我慢して知らんふりで聞いておきました。

 現在、白梅幼稚園の名誉園長先生の鳥取和子先生が園長先生だった頃に、子どもが「おしっこ」「うんち」を連発すると、冷静に「ふ〜ん、それがどうしたの?」と言葉に過剰に反応せずに対応していたことを思い出し懐かしくなりました。

 さて、畑の様子は…
ジャガイモは大きくなっていて、ひとり一株を引っ張り上げます。ゴロゴロと根についた大きなじゃが芋に、子ども達はびっくり!中には、虫が嫌いで採る意欲が失せた子も…
阿部先生はそういう子達には「あきらめないこと」「自分の力で抜いた喜び」を感じて欲しいと応援し続け、抜けた時の周りの子達の歓声と拍手は素晴らしかったですよ。

 今学期最後の年長クラス通信の「そら便り」に阿部先生が
「早寝!早起き!朝ごはん!一日の始まりを大切にしていきましょう。夏休み!!元気でお過ごし下さい。」とメッセージを載せていました。
規則正しい生活が、健康な体と心を作るということですね。

大雨の後

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 7月10日(金) 昨日の大雨の影響で、園庭のあちこちに水たまりが出来ました。
砂場をはみ出て、その水たまりで遊ぶ子ども達が続出!

 年齢を越えて一緒に遊べるのも、白梅幼稚園の良いところですね。ほとんどの子が、自分のクラス以外の子の名前を言えることに驚きますよ!

忍者ごっこ(年少)

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 2階のホールで、いちご(年少)組が「忍者ごっこ」をしていると、なな子先生に誘われて行ってみました。

 子ども達は、この「忍者服」を着ると、瞬く間に忍者に変身します(心もですよ!)
 マルチパネを使って、いろんな術に挑戦です。
壁にくっ付いて「壁の術」、片足だけで立って「木の術」、大きなブロックをつなげた橋を渡り、滑り台の山を越え、床に寝そべって…梅雨の蒸し暑さも手伝って汗だくです。それでも「忍者服」は魅力があるようです。

 先日、この忍者服を着た子をブログの画像で紹介したところ、その日欠席していた子のお母さんから、翌朝の登園時に
「ブログを見て、僕も着たいから、明日は絶対幼稚園に行く!」
と言われたと、園長先生が教えて下さいました。

 また、昨年遊びに来た阿部先生の教え子(大学生の男子)4名が、当時のアルバムの忍者姿を見て
「なつかしいなぁ、オレもこれ着たよ―!」
と、大喜びでした。
 何年経っても、白梅幼稚園での楽しかったことを忘れないでいてくれたことがうれしかったですね。
 現在の年少児達も、いつか思い出して笑える時が来るのかもしれませんね。

ダム造り(年中)

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 7月に入り、毎日暑い日が続いています。
 この季節、いつものことですが白梅幼稚園の砂場は大賑わいです。1〜2人の少人数で遊んでいる子もいますが、クラス単位でダイナミックな泥んこ遊びをすることもあります。

 先日、ほし(年中)組が、深く掘った水路に大きなタライで水を何度も運び、立派なダムを造っていました。
 水を流した時の歓声は、すごかったですよ―!

 「どろんこ遊び」は、大人から見ると汚くて気持ち悪いと感じます。「洗濯が大変」というお母さんもいるでしょう。
 でも白梅幼稚園では、先生までも裸足になって、この遊びに没頭します。「どろんこ遊び」が子どもに与える影響は…ちょっと調べてみました。

①簡単に形を変えられるので、想像力や創造力、集中力、五感が磨かれる。
②砂や水を何度も運んだりするので、忍耐力を養える。
③戸外に出るので、健康な身体作りに役立つ。
④遊びを通して、仲間、集団が出来やすくなる。「人生の知恵は全て幼稚園の砂場で学んだ」という外国の本がありましたが、まさに協力したり、けんかをしたりして生きて行く上での知恵を身につけることができる。
⑤「自己肯定感」を育てるために役立つ。高垣忠一郎氏(臨床心理士・立命館大学教授)が、小学校2年生を対象に行った調査で、自己肯定感の高い子どもの多くは「泥遊びやママゴト、ごっこ遊びを夢中になってやった」「遊びのことで、友達とケンカした」「新しい遊びを考えたり、今までの遊びを作り変えたりした」体験を持っているとか。(日本の子どもは世界各国の中で、群を抜いて「自分に自信がない」「自分のことが好きになれない」という統計が出ています。)

 上記のようなことが答えとして出てきましたが、何より「どろんこ遊び」は楽しく、子どものストレス解消になるようですよ。

お泊まり会、嫌だ…(年長)

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 年長組になると「お泊まり会、イヤだ…」と言う子がいます。
初めて家族と離れる不安からだとは思いますが、中には家庭でいろいろプレッシャーを与えられる子もいるようです。

 また、失敗させたくないという親心から、事前に友達同士で泊まり合い「お泊まり会の練習」をする子もいます。
ところが、練習したことがむしろ裏目に出ることの方が多いのではないかと白梅の先生達は話しています。

 例えば、練習することによって「感動」の大きさが違ってきます。また、練習の時と勝手が違って自信をなくすことも考えられます。こういう時は、一緒に体験した方が良いと思われます。

 不安な子達のために年長担任の阿部先生は、何年か前のアルバムを見せながら「こんな楽しいことがあるんだよ―!」と「お泊まり会」についての話をしました。
 もちろん楽しいことばかりではありませんけど…ね?!

 どうして年長組だけが「お泊まり会」が出来るか聞いてみました。
 ①お父さん・お母さんがいない幼稚園でも、自分のことが自分でできるから。
 ②一人では作れない「ぴょんちゃんWX号」ロケットを作ったことのように、みんながいるから安心・だいじょうぶ!阿部先生もいる!
 ③困った時、わからない時、友達が教えてくれたり、反対に教えてあげたり、お互いに助け合うことができるから。
     ↓
 阿部先生「そうです。だから、そら組だけが「お泊まり会」できるんですね。」

 それを聞いた子ども達の表情は誇らしげで、次々に「イエーイ!」という歓声を上げたのでした。
 その歓声は、毎日の生活上の土台があってこその、自信から出たものだと感じました。

 例えば、水を大きなタライに入れて運ぶ時、砂場のシートをかぶせる時等、みんなで力を合わせると一人では出来ないことが可能になった成功体験…子ども達は、日々多くのことにぶつかり、力を合わせて解決しています。

 阿部先生いわく
「よく、失敗は成功のもとと言いますね。失敗してもどこを改善すべきかに気付けばいいんですよね」と。
 ですから、お泊まり会ではみんなで力を合わせて困難な出来事を切り抜けましょうね!解決した後の爽快感は最高だと思いますよ。

砂場での誕生会(年少)

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 あかね先生から聞いた、最近の年少児達の遊びの様子をお知らせします。

 6月下旬のある日のことです。
砂場でA君とR君が、それぞれケーキとコーヒー作りをしていました。
 しばらくするとA君があかね先生に、電話の真似っこをしながら
「もしもし…ケーキ出来たので来て下さ―い」
あかね先生「はい、はーい!でも、R君のコーヒーをお先にいただく約束をしたので、その後行きま―す」
A君「は―い」

 あかね先生はR君のところへ「おじゃまします」

 するとそこに、さっきのA君が「おじゃましま―す。お届けに来ました―」と、ケーキ持参でやって来ました(待ちきれなかったのかな…?!)
R君は「どうぞ♪」と大喜び。

 それを見ていたU子ちゃん、S君、D君も「入れて!」と、良い雰囲気です。
R君「ろうそくは?」
そこであかね先生が小枝を探して来ると、子ども達がケーキに刺して
「火、つけなきゃ」と、ライター(小枝)でつける真似をし
「歌は?」
「♪はーぴーばーすでー♪」
と、一人が歌い出すと、みんな歌ったり手を叩いたり…(よく聞くと歌詞は適当)、ちっちゃな誕生会になりました。

 ※家庭での誕生会から、子ども達は自然に行動していると思われます。温かくてステキな雰囲気の、家族での誕生会が見えるようですね。

【あかね先生から】
 お友達の様子に興味を持ち、遊びに入ったり受け入れたりして「何だか楽しいね♪」を感じている最近のいちご(年少)組です。

7月の園だよりから(文・園長)

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 夏至も過ぎ、梅雨入りの報も実感出来ぬうちに、長いと思っていた一学期もあと3週間を残すのみとなりました。
 6月の声を聞いてからは、どの組も4・5月の色々な子ども同士の学び合いが少しずつ実を結んで、どの子もクラスやクラスを越えた子とも、元気に遊ぶ姿が多く見られる様になって来て、微笑ましく思っています。

 クラスや個々の成長の様子は、夏休み前の懇談会や個人面談で担任からお話があると思います。その話を参考になされて、夏休み前の計画を立てていただきたいと思っております。
 例年そら組の子は、殆ど自分から進んで計画をたてて取り組みますし、年中組でも昨年の経験を生かして少しのアドバイスがあれば、かなり自分で考えて立てられると思います。何でも初めてのいちご組は、お母さん方がお子さんと話し合いながらたてていただければと思っております。どうぞよろしくお願いします。

 私の拙い園だよりの記述も今回で100号となりました。
 8年前にお世話になった当初は、保護者や先生方に何か参考になる事を書かねばという気負いがあり、頭をひねり苦しみながら何回も書き直していたのですが、回数を重ねるにつれ、かつて先輩に「わかりやすく、感じた事をそのまま書いて、その想いを読む人に感じ取ってもらう事だ」と言われてから苦しみから解放され、書き続けて来ました。
 今後も即、子育て等に参考になる文を書けないと思いますが、園長はどんな事を言いたいのかなと推測しながら読んでいただければありがたいと思います。

ぴょんちゃんWXロケット号(その2)

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 大きな段ボールが年長組の保育室に出現し、子ども達が集まってきました。
「大っきい段ボールだ…」
「この段ボール、何するの?」
「ぴょんちゃんWXロケット号作るの!」
「え――っ!入れて!」
瞬く間に仲間が増えました。

 段ボールのピン取りが大変で…その日は天気が良く、外に遊びに行く子が続出の中、S君、R君、Lちゃんが頑張り続け…途中くじけそうになったS君「これをやらないと、次がやれない…」と、言いながら取り組み続けます。周りの子も、その言葉に刺激を受けてあきらめずに取ろうとするのでした。

 翌日、ロケット完成!大喜び!
「ぴょんちゃんになる!」と、お面を作り
「ソフトクリーム製造機作る」
「窓とか自動ドアとかつけるの、忘れた…」
「ロケットの足つけなきゃ…」
「酸素ないから、酸素つける」(画像)
 完成しても、遊びの中で思い出し、考えながら友達同士が一丸となって遊びを進めているのでした。

【阿部先生のメモから】
 プラネタリウムで経験した共通イメージを、思い出しながら再現しようとしていました。
 遊びの中で自分なりの考えを出し合い、受け入れられたり、受け入れられなかったり、折り合ったり、折り合えなかったり…色々なことを経験しながらイメージが共有化して行く楽しさ(紆余曲折の過程の中で得られる葛藤・喜び)を味わっていく様子が見られました。
 この様なことが、クラスの仲間集団の育ちにつながっていくのだと感じます。
 また、遊びに限らず、生活の中での人と人との関わりにも育ちが感じられるこの頃です。
 『一人では出来ないことが、みんなでやれば出来ることがあるんだね!』を体験することが出来たように思います。

 (※当初、3話にする予定でしたが、2話にまとめてみました。)

ぴょんちゃんWXロケット号(年長) その1

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 現在、ホールにはそら(年長)組が段ボールで作った、大きな大きなロケットがあります。それが出来上がるまでの紆余曲折の様子と共通体験が子ども達に与える影響を3話に分けてみなさんにお伝えします。
 詳しい内容は、担任の阿部先生から聞いたり、メモを見せていただいたりしました。

「ぴょんちゃんWXロケット号って、なぁに?」
そら組の誰に聞いても
「それはね…」と答えることが出来るでしょう。
なぜなら、そら組のみんながプラネタリウムでお星様の世界を味わいながらウサギのぴょんちゃんと一緒に「キャロット号」に乗って月旅行へ行って来たからです。
 それら、たくさんの出来事を子ども達は共通体験したのですから…

 昼食後、「ロケットを作る!」と言い出したA君とB君。
言葉だけではどちらのイメージも見えにくいので…阿部先生は、作るならどんなロケットなのか設計図を書いてみるよう声をかけました。
A君「ぴょんちゃんWXロケット号!」
B君「イカロケット!」
と、どちらも自分の考えを説明し出しました。
聞いてみると、ロケットを作りたい思いは一緒でも、ロケットの中身が違うことがわかりました。A君もB君も自分の意見を譲ろうとしません。
B君「イカロケットにしたらイカ飯がいつでも食べられるんだ!」
A君「こっちはジュースの自動販売機とかいろいろ付いているんだよ」
B君「ヤダッ!絶対イカロケット!」
A君「…」と、困った表情です。
そこにC子ちゃんが「私、操縦席作った!」
B君「すげぇ…これをイカロケットに付けよう」
C子「私はA君の方がいい…だってぴょんちゃんがいるんだもん」
B君「ぴょんちゃんいる方がいいのか…飲みたい時にジュースも飲めるし…」としばらく考え「A君のでいいよ!オレも入れて!ぴょんちゃんの方!」

 こうして3人はロケット作りをするために必要な段ボールを探しに阿部先生と一緒に物置に向かったのでした。
そこには、イメージ通りの大きな段ボール箱があり、3人の目は輝いたのでした。

【阿部先生のメモから】
 A君とB君が、ロケットのイメージを巡るいざこざを通し、自分のイメージを相手に伝えようと努力したり、その逆に相手を理解しようとするイメージの共有化、過程の中で得られる葛藤や喜びを通して仲間・友達関係が育つものと思う。

   …つづく…

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