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カテゴリー「子どもの生活の中から」の検索結果は以下のとおりです。

等身大の友達の絵①(年長)

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 年長組で、友達がモデルになった等身大の絵が完成しました。
 
 運動会では身体を使い、みんなで力を合わせることの大切さを学んだ年長組。今度は、知恵を寄せ合い、一緒に友達の身体を描いて表現してみようと、まずはモデルを決めることになりました。
7〜8人で1つのグループで、3つできるので、モデルは3人ですね。さすが白梅幼稚園の子ども達です。立候補で決まりました!

 紙の上にモデルの子が寝て、その通りクレパスでなぞって行きます。運動会のリレーの様にクレパスでバトンタッチ。
 ひとりひとりが、自分の課題をみつけて(髪や服、指等)楽しそうに作成していました。

 エピソード①
 やっと身体をなぞり終わって「やれやれ…」と立ち上がったモデルの子に
「合ってるかどうか確かめたいから、もう一回同じに寝てみて!」
モデルの子「…(無理)…」

 エピソード②
 モデルの子より鼻が大きくなってしまい…
「僕はこうじゃないよ」と、自分で鼻を直し始めました。
直すほどにますます大きくなって…ついにはグルグルと写真のようになりました。

 こうして楽しみながら、子ども達は協力しあう素晴らしさを、また1つ体験したのでした。

実習生

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今、白梅幼稚園には実習生が2人来ています。M県M短大のS子さんと、S子さんより1つ年上の岩手県M大学のH子さんです。二人とも白梅幼稚園の卒園児なのです。

 当時はどこの幼稚園も2年保育が主で、3歳児から入園できる幼稚園は少なかったと記憶しています(現在の満3歳児入園と似ています)。
 今でこそ少子化で1クラス20〜30名くらいですが、当時は40名以上、しかも各学年2クラスずつありました。

 そんな中、在園児の弟妹がいる保護者から「下の子も入園させて欲しい」と言われ、当時の園長先生の鳥取和子先生(現名誉園長)が、職員室の隣の小さな部屋にじゅうたんを敷き、可愛い動物イスをそろえて3歳児を預ることにしたのでした。クラス名は「ひよこ組」。専任の先生ももちろんいました。

S子さんは、その2期生になります。
 私(嶋田)が幼稚園に勤め始めた時に、S子ちゃんが入園して来たのでした。

 S子ちゃんは身体が小さくて、入園したての頃は「お母さんと離れたくない」と、大きな目に涙をいっぱい溜めて一ヶ月以上も泣き続けました。その間、私はS子ちゃんを抱いて外を眺めながらお母さんがお迎えに来るのを待ちました。

 私は初めての体験だったので「幼稚園とは毎年こんな感じなのだ」と思っていましたし、前にも書きましたが、私は2人目の子どもを亡くしているので、こうしてS子ちゃんを抱くことが苦痛ではなく、むしろうれしかったことを覚えています。

 …ところが、後にも先にも…これほど長期間泣き続けた子はなかったのです。今だから言えますが、私の幼稚園勤務の中でS子ちゃんはNO.1に浮かんでくる子でした。

 そのS子ちゃんが「幼稚園の先生になりたい」と実習依頼に来た時は、うれしかったですね。
 小さかった身体は大きくなって、面影はそのままに、きれいな娘さんになっていました。
 あんなに泣いていた顔は笑顔で、恥ずかしがり屋でほとんどしゃべらなかったのに、今ではハキハキと受け答えするのを見、その成長ぶりに驚きすら感じました。

 後は、今の私は…S子ちゃんが自分の夢を叶えて、立派な幼稚園教諭になることを祈るだけです。

10月園だよりから(文:園長)

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【画像:9月29日(火) 在園児に混じって「パン屋さん」「お化け屋敷」で遊ぶひよこクラブの子ども達】

 ★10月園だよりから(文:園長)★

 今年の運動会は、子ども達にとってもご家庭の皆様にとっても、本当に楽しい運動会となりました。
これもひとえに、事前そして当日の準備等に一生懸命ご協力いただいた父母会の役員や係の皆様、そして当日進んでご協力いただいたお父さん方のお陰です。本当にありがとうございました。
 
 今年の運動会は、子ども達の夏休みの疲れがなかなかとれず、更に盛岡市のあちこちで新インフルエンザが広まって、もしかすると当園でも休園することもあるかと心配していましたが、ご家庭の協力もあり無事に終了できホッとしております。

 先週は「silver week」があり、お出かけのご家庭もあることを予想し、その影響もあるかなと思っておりましたが、これまた今のところ影響ありません。このことから、各家庭で帰宅したら「手洗い」「うがい」「咳のマナー」等が徹底されていることが伺われました。でも、油断大敵、一日で100人以上感染した学校もあるとのことですから、今後も幼稚園とご家庭と協力してこれを継続し習慣化する様よろしくお願いします。

 10月、2学期の中でも一番忙しい月です。そして幼稚園の毎年の年中行事(として)、来年度新入園児募集が始まります。3年前から行っております「一日体験入園」や、その日のポスター・チラシ作成、配布等もあります。
 盛岡でも年々少子化が進み、入園児が減少しております。当園も以前は、転園したお子さんの後に交換で転園して来た方のお子さんが必ず入園して来たものですが、昨今はそれが少なくなって来ています。
 そういうわけで毎年、そら組の保護者を中心に、ほし・いちご組さんにも、ご近所やお友達のお子さんに来年度入園該当児がおられる時は、チラシを配り一声かけていただく様お願いして来ております。本年もどうぞよろしくお願いします。

お化け屋敷

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 前回、画像だけでご紹介しましたが、年長組のお部屋で、今「お化け屋敷」がブームです。

 最初、年長の女の子だけで作り始めたのですが、子ども達手作りのポスターの効果があったのか(?!)、段々に男の子や異年齢の子ども達にも広がって、今では園全体がお化け屋敷ブームです!

 今日も小さい子ども達が客として列を成し、受付で入場券を買い、段ボール箱を繋げたお化け屋敷の中に入って行きました。

 真っ暗な中いろんなお化けが下がっていて、穴から懐中電灯の光で照らされたりして「キャ〜!」という、悲鳴か笑い声かわからない声か何度か聞こえました。

 少子化で一人っ子や兄弟の数が減っているこの頃に、この様に異年齢の子ども達が入り混じって遊ぶことは、お互いを思いやる心を育む上で役立っていると感じます。これも白梅幼稚園ならではの特徴だと思います。

【画像】
①入場券を買うところ
②年長児が書いたポスターの前の年少児達
③懐中電灯で照らして脅かす年長児達
④年長児が書いた「入場時のお約束」

パン屋さんごっこ

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 年長組のお部屋でパン屋さんを開いているというので行って見ました。
全て子ども達手作りのパン屋さんは、かなり本物に近いものでした(ビックリ!)。

 販売員は、高い高いコック帽を被り、呼び込みも上手。客は、年中・年少組の子ども達で、パンだけでなくゲームもできる店で、魅力満載でしたよ。

 また、段ボール箱の電子レンジや、お金を入れると「パン」「ゲーム」「お化け屋敷」のカードが出てくる機械は素晴らしい出来で、大人の私(嶋田)でもやってみたいと感じました(笑)。

 販売されているパンの名前が、子どもらしくて愉快なんですよ♪
「ほしパン」…星?干し?
「クワガタパン」…なるほど!
「超カブトパン」…超って何?
「ちっちゃカブトパン」…かわいい♪
 
 以下、阿部先生から話を聞いてみました。

阿部先生「年下の子ども達がわかりやすいようにするにはどうしたらいいかを話し合いました。中でも
 ①ゲームやカード自販機は自分達が一度やってみせる。
 ②案内する時は、ホテルマンみたいに『こちらです』と手で示す
…等、異年齢の子との対応を学んだようです。」
「共通の遊びを通して、それぞれが育つ物がありますね。」
「家がお店屋さんの子は、やっぱり商売上手なんですよ!」
…等々

 やっぱり年長にもなると、白梅の三つの柱「自分で考え 自分で決めて すすんでやる子」が身に付いている証拠ですね。これも三年間の積み重ねの成果だと園長先生とも話しています。

 近日中に「お化け屋敷」も、みなさんにお伝えしたいと思います。お楽しみに!

大根(年長)

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 9月17日(木) 気持ちが良い秋晴れの中、そら(年長)組が自分達で植えた大根の成長を見に畑へ行きました。

 あんなに小さくて可愛かった双葉が、大きく成長しギザギザになっていて、子ども達はビックリ!中には、虫に食べられて穴が空いている物もあります。周りの土も雨で流れ、可愛そうな状態の葉っぱも…。

 そこで、阿部先生が鍬で土を寄せ、それを子ども達は手で、葉っぱを優しく包み込むように土寄せをして来ました。

 帰りはいつものように天満宮で「大根さん、大きくなってね!」とお願いしたので、きっと立派に生長することでしょう(南無南無…♪)。

 ちなみに、天満宮は学問の神様ですけど…ね?!

山車(年少)

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 9月15日(火) 白梅幼稚園の前を盛岡八幡宮祭の山車が通るというので、初穂料をちょっと奮発して「音頭上げ」をしてもらいました。
もちろん子ども達は全員大喜びで園庭に飛び出して来ました。

 山車の大きさや音に驚き、口を開けたままの子や、音頭上げが終わり、太鼓と「ヤレヤレ…」のかけ声が始まると拍手する子と、表現は色々でした。

 その後、いちご組の男の子がひとりでブロックを組み立てて、あかね先生に「山車!」と持って来ました。
 そこであかね先生は「それならば…」と、大きな段ボール箱を用意したところ、子ども達が群がって作り出し、立派な山車が出来上がりました。

 あかね先生が「今までは自分で作った物を、私や周りの子に見せて自己満足していたのが、お友達のイメージを受け入れ、みんなと一緒に作ったり、それで遊ぼうとするようになったということは大きくなった証拠ですね」と嬉しそうに話してくれました。

セーフティマーク

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 9月11日(金) 消防署から「特例申請」の査察のため2名の消防士さんが来園しました。
「特例申請」とは、3年に1度更新があり、その条件はなかなか厳しいものです。
 避難訓練はもちろん、報告や日常の防火点検がしっかりしていないと更新されません。
 私(事務)が、幼稚園の始業式の日に宇都宮市で受講した「甲種防火管理者再講習会」も、その条件をクリアするためでした。

 更新されると、点検報告の義務が3年間免除されます。
これは幼稚園にとって、手間はもちろん、経費がかなり浮くので助かります(事務の私は笑顔♪)。
 よく、デパートや映画館、ホテル、病院のフロント辺りに掲げられている「防火優良認定証(セーフティマーク)」がそれです。
お子さんと一緒にいろいろなビルの中を探して見て下さい。結構ありますよ。

 今日は、無事査察も終わり、やさしい消防士さん達は男の子に消防士の帽子を貸して下さって、子ども達は大喜びでした。これをきっかけに将来、消防士になる子もいるかもしれませんよ。

いよいよ明日は運動会です

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【画像:9月11日(金) 自由遊びの後のお片づけ】

(文:園長)

 子ども達が楽しみにしていた運動会もいよいよ明日になりました。 
 昨日は、運動会の会場の二高体育館をお借りして、最後の練習をして来ました。
 園を出発する時ににわか雨があり、体育館の外階段も濡れていて、安全に体育館に出入りするのに結構時間がかかりました。
 子ども達は体育館の広いことに大喜び。準備が整う迄、どの子も元気に走り回っていました。 
 時間の関係でプログラム全部ではなく、かけっことリズムはどの組も。後はそら組のリレー等を行いました。 
 初めは広さに戸惑っていた子ども達も、徐々に広さにも慣れて伸び伸びと演技をし、明日本番が楽しみです。

 当日(明日)の天気予報は、降水確率は高いですが午前中はなんとかもちそうです。
 この一週間、新型インフルエンザ対策に毎日毎日神経を使いました。「熱が出た子はいないか」「新型インフルエンザではないか」等、全職員で心配してきましたが、2〜3人高熱を出した子はおりましたが新型インフルエンザではなく、ほっとしています。

 明日はどうぞご家族お揃いで出かけ下さい。
 父母の皆様にも、係等のお手伝いよろしくお願いします。


 
 

個性

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【画像:9月8日(火) 未就園児とその保護者を対象としたひよこクラブの様子】

 私(事務)が、最近興味を持っている茂木健一郎氏(脳科学者)が「個性」について書かれた文がありましたので、かいつまんでお伝えします。

 「個性」とは、生まれ持っている物(遺伝)と思っている人が多いですよね(私もそうでした)。
 ところが、研究の結果は「他者との関係性が非常に影響している」ということがわかっているそうです。
 約2割が両親の影響、残り8割は人生の中で出逢う様々な人から、少しずつ影響を受けているとか。

 日本では、周りの人よりちょっとだけでも飛び出している人の個性を押さえる様な効果が働いてしまいますが、海外では対照的に、ちょっとくらいの個性では周りから感心されず、もっと個性を伸ばさないと評価されない国もあります。

 今や経済も文化も、ユニークな個性を確立する人材なしには回らなくなってきています。
 そこで茂木氏いわく
「これからの時代に向け必要なことは、集団の中で自分と違う個性を持った他者に出会った時に、お互いにその個性を認め合うこと」と。

 茂木氏と同じ様に思っているお母さんもいらっしゃるかとは思いますが、実際、我が子があまりにも「個性的」ですと、悩んでしまいますよね。

 白梅幼稚園では、教育方針の三つの柱「自分で考え」「自分で決めて」「すすんでやる子」にそって、ひとりひとり、その子に合った保育をし、それぞれの個性を輝かせて伸ばすよう、先生達は日々努力しているのです。これは、目が行き届く「小規模幼稚園」ならではの特権だと、私(事務)は思っています。

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