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2009年05月の記事は以下のとおりです。

食べさせてあげる♪(年少)

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 【画像:5月18日のおやつの様子】

 年少組の2回目のお弁当の日のことです。
 なな子先生が「M君は、とってもやさしい子なんですよ。なにしろ、人のお世話をするのが大好きで、私にご飯を食べさせてくれるんです。」と、嬉しそうである反面、ちょっと困ったような顔をするのです。
 よく話を聞くと…

 M君は箸使いがとても上手で、なな子先生のお弁当のおかずを箸でとり、なな子先生の口に入れてくれるのだそうです。アスパラまでも1本1本上手にですよ!
 ところが、子どもは「噛む」「飲み込む」という間(ま)がわからないので、次々と入れてきます。噛んでいても無理やり押し込んできます。バナナは唇に「ムニュー」と、つぶれるほど押し付けてきます。
 そこで、あかね先生が「なな子先生のほっぺ、パンパンだよ。」と伝えたところ、M君はなな子先生のホッペを押して噛むことまでも手伝ってくれました…(笑)

 一日目も2日目もそうだったので、3日目も…と思っていたら、3日目は他に興味が行ったらしく、全く来なかったそうです。
 なな子先生は「口の中が忙しいのはつらいけど、食べさせてもらえないのは寂しいです…」と言っていました。
 
 影の声「なな子先生、介護されるのはまだ早いですよ〜!」

残念でした!(遠足延期)

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 【園長のひとり言】
 昨朝4時、強い風の音で目が覚めました。それから5分もたたない内に、ものすごい音をたてて雨が降り出し、遠くに見える南昌山もあっという間に隠れてしまいました。

 毎年遠足の時は、一週間前より天気予報を毎日見ているのですが、2日前までは曇りで気温がやや低めということだけで、全く雨の気配がありませんでした。それが前夜の予報では、所によって雷もあるというので嫌な予感がしていました。

 低めの気温、雷、それに雨という事で5時の天気予報を聞いて延期の決断をしました。
 5時半頃からまず先生方にその旨を伝え、7時をめどに出勤して連絡網を流す様お願いしました。
7時前に幼稚園に着いたら、降り続いていた雨が上がり、見る見るうちに青空が広がり、おまけにお日様まで差して来たのにはびっくり!一瞬、判断を誤ったかなと思ったのですが、10分後にはまた空一面黒雲が広がり雨が降り出し、やはり仕方なかったなと自分に言い聞かせた事でした。

 まもなく出勤した先生方に連絡網を流していただき、思ったより早く各クラスとも回りホッとしました。

 朝早く起きて一生懸命お弁当を作っていただいたお母様方には大変申し訳なく思いましたが、子ども達は2回食べられると言うことで(遠足がないから幼稚園に行かないという子も何人かいましたが…)とてもおいしそうに食べている姿を見て安心しました。

 私も「行いを正して当日を迎えたい」と思っております。27日(水)こそは良い天気に恵まれます様に!!!


【以下 文:嶋田】
 園長先生のぼやき(?!)を聞きました。

・下小路中学校校長で岩手県中体連の会長時代
 雨が降ると経費がかさむので、晴れるよう気を使い「晴れ男」でした!

・子ども科学館館長時代
 雨が降ると、お客さんがたくさん来るので「雨男」でした!
 ※当時、園長先生が作った子ども科学館のキャッチフレーズ
 「雨が降ったら、科学館」(これ、ホントの話ですよ)

・そして…白梅幼稚園の園長となり…
 なぜか雨が続きます…どうやら科学館時代を引きずって来たようです…(涙)
 

お店屋さんごっこ

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 今、年長組では「お店屋さんごっこ」がブームです。ゴールデンウィークで経験して来たことを活かしているかのように、いろんなお店屋さんがあります。

 そこに年少・年中児がお客さんでやって来ました。
①おそば屋さんのお椀を、何度もわざとひっくり返しては友達と笑い合い楽しんでいる年少の女の子(画像:左上)。
②くじ引きコーナーでは、くじを引いて当たると、自分達で作ったカードがもらえるのです(右上)。
③コーヒー屋さんになり、コーヒーを勧める年長男の子(左下)。
④そのメニューは、よく見るとなかなか愉快です(右下)。
「こひい(コーヒー)」「からぴす(カルピス)」「かるぴる(カルピス)」「ぼナナ(バナナ)」「コラ(コーラ)「イちご(苺)」…
幼稚園では、まだ字が書けなくて当たり前です。それでも、うろ覚えの中から一生懸命字を書き、作ったメニューはとても可愛いですね♪

 棚も自分達で置き場所を決めてきれいに片付けました(エライ!)。

 お客さんになるだけでなく、中に入ってお店のお手伝いをする年少児もいます。
 
 みんな生き生きと、本当に楽しそうでしたよ♪

お店屋さんごっこ(写真集)

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 大繁盛で、よかったですね♪

初めての給食(年中)

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 5月13日(水) 年中児にとっては、全く初めての給食でしたので、みんな楽しみにしていたのが伝わってきました。

 幼稚園で委託している「ひよこフーズ」の社長さんが、自ら配達にいらしたので「お味噌汁おいしいですね」と言ったところ…
社長さん「白梅さんは喜んで味噌汁を飲んでくれますが、牛乳ばかり飲んで味噌汁を飲まない園もあるんですよ」とのこと。

 私(事務)の勝手な分析ですが、白梅の子ども達は恵まれた環境(お母さん手作りの朝食等)にいるので、味噌汁に慣れているためではないかと考えました。小さい頃は、食べ慣れない物を受け付けようとしない傾向がありますね。
 白梅の子達は、昨日の『初めてのお弁当』を見ても、どの子も親の愛情をたっぷり受けて育っていると感じます。
 幼稚園時代は、食べる量よりも親の愛情を感じながら、楽しく食事できる『お弁当』を白梅では推奨しています。

 子育て経験のある私も、子どもが小さかった時はお弁当を作ることが面倒に感じたことが何度かありました。でも今にして思えば、お弁当を作ってあげて、持ち帰った弁当箱を開け、何が残っているかとか「おいしかったよ♪」という素直な言葉を楽しみに出来たのは、あの時だけだったように思います。

 子どもは、日々身体も心も成長します。その時その時を「今しかない」と思いながら過ごしたら、きっと良い事も悪い事も大切な経験で、キラキラ輝いて感じることでしょう。
そのことに私が気付いたのは、子どもが成人してからなので、もったいないことをしたと思います。(子育てを卒業して、やっと心に余裕が出来たって事ですかね?!)

 お母さん、子どもが素直に愛情を受けてくれるのは「今だけ」かもしれませんよ。なにしろこれから子どもはどんどん成長し、反抗期(!)・思春期(!)もありますからね…(笑)

 

初めてのお弁当(年少)

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 5月12日(火) いよいよ本日から年少組のお弁当が始まりました。

 朝から楽しみにして来たようで、カバンをパンパン叩きながら担任のあかね先生に「持って来たよ―!」

 11時15分に「いただきます」をしたのですが(片付けの時間をたっぷり取る為早い)…待ちきれずにお弁当を開けてしまった子が何人かいましたよ―(笑)

 一人が「おいしいネ」と言うと、みんな(打合せをしたように)そろって「おいしいネ♪」
 私(事務)にも「お母さんが作ってくれたんだよ」と、お弁当よりもお母さんの自慢をする子が多かったですね(お母さんっていいな―♪)。

 食べ始めの5分間の静けさは、幼稚園ではないみたいに「シーン…」として、先生二人はビックリしていました。
 あかね先生となな子先生が自分のお弁当を食べようとすると
子ども達「先生、どうして食べるの?」
先生「え?!…先生もお腹すくのよネ」
先生も一緒に食べることが不思議だったようです。(未就園児クラスのひよこクラブでは、先生は一緒におやつを食べないので、そう感じたのでしょう)。
 先生のお弁当は…2人ともおにぎりでした。その理由は、最初の頃はゆっくり食べている余裕がないからだそうです。

 やはり後片付けは、初めてのことなのでできないし、やろうとしない子がほとんど。それでも集団の中に入って経験を積むことによって、立派にできるようになるのですから、その成長ぶりにはいつも驚かされます。

母の日

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 【画像:5月11日月曜日の自由遊び中の子ども達と、年中女子のお母さんの絵】

 5月10日(日)は、母の日でした。
お母さん、我が子が書いた「お母さんの顔」の絵をいただきましたか?絵の中のコメントには、どの子もお母さんへの感謝と「大好き!」の気持が載っていました。
 子どもは、お母さんが家事をする姿を本当によく見ています。特に「お料理作ってくれてありがとう」の言葉が一番多いと感じました。
 また、お母さんを触った時のやわらかい感触も大好きみたいですよ―♪

 年長担任の阿部先生から、こんなステキなお話を聞きました。

R男「お父さんはネ、お母さんがとっても可愛いから結婚したんだって!結婚する時にお父さんは、幼稚園の砂場のダイヤモンド(キラキラした砂)よりも大きなダイヤの指輪をお母さんにプレゼントしたんだよ。」

 家族でこのようなお話ができるってステキですね♪
(子どもにとっては幼稚園の砂と本物のダイヤモンドとは、同じくらいの価値だということもわかり、先生達は感激しましたよ)

子どもの会話

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 ①ブロックで遊びながら、大きな声で数を数えていた二人組
「ひとつ…ふたつ…みっつ…よっつ…ごっつ!」…5…?!

 ②3人で預り保育の時に
A君「さんぽっちでよかった〜♪」
なな子先生「サンポッチ?!」
3人で「ひとりぽっち…ふたりぽっち…さんぽっち!」

③B子ちゃん「うちにおじいちゃん、いるんだぁ♪」
 C君「うちもおばあちゃん、まだ生きてる…」
 先生の心の中(まだ…って、子どもは悪気はありませんから…)

④年少組で
あかね先生「今日は、おみやげあるよ♪」と手紙を見せて…
子ども達何人も「もちは?」「モチは?」「餅!」
 (開園記念の祝いの紅白まんじゅうが、よほどうれしかったようです。)

なな子先生―年少組との関わりの中で―

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 なな子先生は、市内のM幼稚園の主任先生として長く勤め、昨年度より白梅にいらしたベテランの先生です。
 ソフトな雰囲気が子ども達には好評で、いつもたくさんの子がくっついていますし「なな子先生は?」と、探しに来ます。
 そんなやさしいなな子先生の『やさしさ』が裏目に出てしまったお話を2つ。

 【その1】
 年少のT君が砂場の砂を運び出しているのでわけを聞くと
T君「象さんにご飯あげるの」
と言いながら園庭の隅にある像の置物の前で、黙々とお料理をし始めました。(象の置物にご飯をあげた子は初めてですよ!)
 なな子先生は、T君のあまりにも可愛い行動にちょっと聞いてみたくなり
「何のお料理なの?」
T君「草」
なな子先生「草???」
そこでもう一度聞いてしまったのです。
するとT君はぶっきらぼうに
「…そっとしておいてよ…」
なな子先生は心の中で
「せっかく自分の世界に入って遊んでたのに…ごめんなさい…」
 (※実は、象の餌は「草」で正しいんですよね。)

 【その2】
 また、同じ日のことでした。
 オシッコをしたいと言って来たC君(毎年、春頃は子どもが慣れていないので先生がトイレにもついて行ってお手伝いします)。
 いつものようになな子先生が付いて行くと、ひとりでし始めました。ところがズボンにオシッコがかかりそうだったので、下ろしてあげました。
 するとC君は冷静に
「先生、下げないでよ」
なな子先生は心の中で
「余計なおせっかいだったのネ…失礼しました…」
(その後、あかね先生が上からトイレを覗いたら「見ないでよ!」と言われたとか…笑)

 「今年の年少さんは、何でも自分でしようとする子が多いですし、自己主張ができてすごいですね」と、なな子先生は相変わらずのソフトな雰囲気の中、笑顔で話してくれました。

 ちなみに白梅幼稚園では、若い先生は「名前」  10年以上のベテランになると「姓」で呼びますが、なな子先生は前のM幼稚園でもそうですが、研究会等、他所の幼稚園の先生方にも「なな子先生」で呼ばれているので例外となりました。

この世で最も美しいもの(年長)

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 【画像:年長児達】

 年長担任の阿部先生から聞いたお話です。

 R子ちゃんは、最近白梅幼稚園に転入して来ました。
R子ちゃんは、その前は外国の幼稚園にいたので日本語が全くわかりません。しかも母国語が英語ではないので、私達も単語すら話す事ができないのです。それでも阿部先生は持ち前の明るさでR子ちゃんに関わっていたのですが…

 一日目は明るい笑顔の女の子でしたが、段々言葉が通じないことで、時々寂しさを感じて涙を流すようになりました。
 先生達はどうしたらR子ちゃんが楽しく登園することができるか考えました。

・これから日本で暮らすので、日本語を覚えて欲しいから、先生達がその国の言葉を勉強するのは本末転倒ではないか。
・しかし、悲しい顔をしている時に、一言でも通じる言葉で声をかけられたら嬉しいのではないか。
…等々話し合い、とりあえず挨拶や簡単な単語をメモし携帯することにしたのです。
 
 ところが、そのメモが必要ないと感じることがありました。
 R子ちゃんは、同じクラスのM子ちゃんと母国語でペラペラ話し、笑い合って楽しそうに遊んでいる光景を目の当たりにし、阿部先生は驚いてしまいました。
「どうしてM子ちゃんは言葉を知っているのかしら?」
阿部先生は近くに寄って聞いてみました。
 何とM子ちゃんは言葉を知っているのではなく、その国のイントネーションや雰囲気をマネて話しているだけだったのです。
 でも、二人はまるで通じているかのように楽しそうに会話をしながら遊んでいるのでした。

 この話を聞いた時、私(事務)はへレン・ケラーの言葉を思い出しました。

 “この世で最も美しいものは、目で見ることも、手で触ることもできないものです。それは心で感じるはずのものなのです。”

 M子ちゃんのやさしさを、R子ちゃんは雰囲気で感じて、心を開いたのですね。
 大人になると、言葉が通じないとあきらめて離れて行ったりするものですが、子どもの心は美しく、勇気があると感動しました。
M子ちゃんのお陰で『この世で最も美しいもの』を感じることができたと、私はちょっと得したような気持になりました♪

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