不安
- 2009/05/20 12:45
- カテゴリー:子どもの生活の中から
【画像:①おままごと ②ダム造り
③広告紙ください ④ホールお休み】
朝の自由遊びの時に、○子ちゃんが「嶋田先生…」と声をかけて来ました。
いつも元気な○子ちゃんですが、今日は元気がありません。
「あのね…ボソボソ…」
声が小さくてよく聞こえないので
「もう少し大きな声で話してくれる?」
すると、ものすごく大きな声で
「今日ね〜!お父さんとお母さんが…!」
私はビックリして
「もうちょっと小さい声でお願いします。」
「……(全く声になっていない)」
子どもは声のボリューム調整が苦手です。「大→小」ではなく「大」か「無」なのです。
「大」のボリュームを我慢して話を聞いたところ…
○子ちゃんのお父さんとお母さんが朝ご飯を食べながらケンカをしたとのこと。○子ちゃんは不安を感じていたのでした。
私は「だいじょうぶ、ケンカするほど仲が良いって言うから、夜にはきっといつものように仲良くなってるからね。」と、軽く答えました。
ちょっとした言い争いでも、子どもはとってもとっても不安なのです。楽しいはずの幼稚園でも、遊びに集中できません。
お父さん、お母さん、お願いですからケンカしている姿を子どもに見せないでくださいね。
その後、気分をそらす会話をして帰り際、○子ちゃんはいつものように私のオッパイにタッチして笑いながら逃げていきましたから、元気な○子ちゃんにもどったようです。よかった♪
(お父さん、お母さん、夕食はいつも通りに仲良くお願いしますね!)
【園長先生から】
園長先生が中学校に勤務していた頃に、保護者にお願いしていたことは…
夫婦喧嘩や親子喧嘩等があり、本人が嫌な気持で登校した時は、学校にひと言電話をいただければ、その子の様子を注意して見て何事もなく一日過ごせる様に対応していけるということでした。
もちろんプライバシーは守りますので、登園の際に園長や担任にひと言話してもらえるような関係を保護者と築きたいと申しておりました。