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なな子先生―年少組との関わりの中で―

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 なな子先生は、市内のM幼稚園の主任先生として長く勤め、昨年度より白梅にいらしたベテランの先生です。
 ソフトな雰囲気が子ども達には好評で、いつもたくさんの子がくっついていますし「なな子先生は?」と、探しに来ます。
 そんなやさしいなな子先生の『やさしさ』が裏目に出てしまったお話を2つ。

 【その1】
 年少のT君が砂場の砂を運び出しているのでわけを聞くと
T君「象さんにご飯あげるの」
と言いながら園庭の隅にある像の置物の前で、黙々とお料理をし始めました。(象の置物にご飯をあげた子は初めてですよ!)
 なな子先生は、T君のあまりにも可愛い行動にちょっと聞いてみたくなり
「何のお料理なの?」
T君「草」
なな子先生「草???」
そこでもう一度聞いてしまったのです。
するとT君はぶっきらぼうに
「…そっとしておいてよ…」
なな子先生は心の中で
「せっかく自分の世界に入って遊んでたのに…ごめんなさい…」
 (※実は、象の餌は「草」で正しいんですよね。)

 【その2】
 また、同じ日のことでした。
 オシッコをしたいと言って来たC君(毎年、春頃は子どもが慣れていないので先生がトイレにもついて行ってお手伝いします)。
 いつものようになな子先生が付いて行くと、ひとりでし始めました。ところがズボンにオシッコがかかりそうだったので、下ろしてあげました。
 するとC君は冷静に
「先生、下げないでよ」
なな子先生は心の中で
「余計なおせっかいだったのネ…失礼しました…」
(その後、あかね先生が上からトイレを覗いたら「見ないでよ!」と言われたとか…笑)

 「今年の年少さんは、何でも自分でしようとする子が多いですし、自己主張ができてすごいですね」と、なな子先生は相変わらずのソフトな雰囲気の中、笑顔で話してくれました。

 ちなみに白梅幼稚園では、若い先生は「名前」  10年以上のベテランになると「姓」で呼びますが、なな子先生は前のM幼稚園でもそうですが、研究会等、他所の幼稚園の先生方にも「なな子先生」で呼ばれているので例外となりました。

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