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年長児のこま回しの中で ― マイナスをプラスに( 不自由な中で得たこと ) ―

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(文:小山)

 朝A君が「小山先生 コマしよう!」と職員室へ…。前日、自分の不注意で右手を不自由にしてしまった私が、2階に行くと、A君に「はい!先生のコマ…」と手渡され、ちょっと戸惑ったものの「はいよー」と受け取り“やるしかない!!”の気分になりました。
「今日から左でも回せるように、練習することにするよ」と言いながら、左手と少し使える右手の指先でぎこちなく、何度もくずしながらひもをまいていました。近くにいたB子は、見るに見かねたのかな?「巻いてあげる!」と言って、あっという間に巻いてくれました。
その気づきや、やさしさに“大きくなったね!”とうれしくなったり、胸がいっぱいになったりと…。「本当に頑張る姿」それを見せる絶好のチャンスと思い、ひたすらやっている様子を見ていて、回せるようになっていたC子は「左でもやれるように練習する!」と…。うまく回らないのでやるのを渋っていたD子も、さりげなく出してきてひもを巻きはじめ…。E子やF子にはげまされたり、おだてられたり(「小山先生 うまくなったじゃん」)しながら、3人共コマが回って「ヤッター」の気分を味わうことができました。(「私のリハビリにも…。」)

 年長の今の時期ならではの、やさしさや気づき、頑張る力、お互いの気持ちのわかり合い、仲間意識 等が体験できて プラス・プラスの朝でした。

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