4月あれこれ(年中)
- 2010/05/10 10:20
- カテゴリー:子どもの生活の中から
(文:小山)
★ お弁当の時
・「お弁当どうなってるか見て!」
行って見ると「いちご(年少)の時はこれとセットのアンパンマンなんだけと、ほし(年中)になってこれになった!」と、大きいお弁当になったことがうれしそう…。
・S君も「見て…これね、お兄ちゃんと2人で使えるんだよ。ほら、2人の名前が書いてあるでしょう!」と、お兄ちゃんと一緒に使うことができるお弁当が誇らしそう…。
・新入のA子ちゃんが、黄色の園カバンから御弁当を出し難そうにしているのを見て
M子ちゃん「あのね、カバンはイスに置いてお弁当出すんだよ、A子ちゃん!」と教えてくれました。
そこで、カバンをイスの上に置き、出そうとするがうまくお弁当が出てくれない。すると隣にいたD君がさりげなくカバンのチャックの部分を開くように押さえてあげていました。無事にお弁当はテーブルの上に…。「ありがとう!だね。」と声をかけながら、本物のやさしさを見せてもらい、心が温かくなりました。
★ 玄関で
・26日(月) おだやかな明るい朝。玄関に入って来て
K君「なんだかピンクになってきて、何か咲きそうになってきたね。」
この春の雰囲気をK君は、こう感じたようです。それを口に出して表現できるっていいですね―。
・いつも玄関までお母さんの手を離す事が出来なかったY君。今日は一人で歩いて来ました。ゆったりとピンクの風と一緒に…。
・28日(水) 玄関に腰かけ、園庭の歩行用じゅうたんの上を門に向かって歩いて行くお母さんに、小さくバイバイしながら「がんばるからね―」と小声で。私は「何がんばるの?」と声をかけると「作るの、ママの!」と。「プレゼント?」と聞くと「うん!」
昨日『母の日のプレゼント』を作り始め、今日仕上げることをちゃんと覚えていたんだね。
H君とお母さんの間に、見えないつながりが見えたひと時でした…子どもは、お母さんが思っている以上にお母さんのことが大好きなんです。