相手を思いやる心(年中)
- 2008/11/17 10:13
- カテゴリー:子どもの生活の中から
お弁当に箸を忘れた場合は、私(事務)のところに子ども達が借りに来る話は前回しましたね。
ところが、それが出来ない『遠足』ならではのお話を年中のW教諭から聞いたのでご紹介します。
岩山の徒歩遠足でRくんがお弁当を食べようとしたところ、お箸がないことに気付きました。
Rくんは「箸がないよ―!」
と、騒ぎ出しました。
なんと隣にいたSくんが、自分が食べている箸をRくんに渡したのです。
W教諭は、2人がどうするのか離れて見ていました。
…すると、2人で交代で箸を使い、仲良く食べ始めたのです。
たっぷり時間をかけ、食べ終わって片付けようとしたところRくんが「あった!」と、箸を見つけ高々と上げました。
それを聞いたSくんは、心から「よかったネ」とやさしく微笑み、やがて2人は顔を見合わせて楽しそうに笑い出しました。
ちっぽけな事件も、心通う温かいエピソードになるのですから、子どもの世界はいいですねぇ♪
(それにしてもSくんは、やさしい子ですね♪)