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幼稚園の先生とは…

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 先々週までM大短大の学生が4名来て教育実習をして行きました。その中の一人(男性S君)が、白梅幼稚園の卒園児だったのです。13年も前の卒園児です。
 その当時白梅幼稚園で働いていたのは、現在年少担任のA教諭と私(事務)です。
 彼は大勢の子どもの中の一人くらいに考えていたようですが、私達は名前は勿論、どんな顔をして、どんな子どもだったかを覚えていました。
 A教諭が彼(S君)に話した言葉で印象に残ったことをご紹介します。

A教諭「子どもは自分のことは覚えていないと思っているけど、先生というのはネ、ちゃ〜んと覚えているのよ。S君(彼)のお母さんからいただいた家族写真付の年賀状や、その当事の子ども達の写真も持っているものなのよ。」
そう言いながらA教諭の家のアルバムから剥いできたであろうS君の幼稚園時代の写真を3枚見せたのです。
 1枚はクリスマス会で、ミスタードーナツのドーナツを鼻輪にしてひょうきんな顔をして写っているS君がいました。
当時のミスタードーナツのホームカットタイプは太くて、それにも驚きましたが、彼は大笑いをし、大変喜んでくれました。
そして、嬉しそうに当事の思い出を語ってくれました。
 忍者服を着て遊んだこと、うんてい、サッカー、お茶の会で和菓子を食べたこと、ひな祭りのお雛様。園庭やホールは広いと思っていたけど大人になって来て見たら小さくてビックリしたこと…。
 A教諭も嬉しそうにうなづいて、その当事に思いを馳せていました。
 あの当事のワンパク坊やが幼稚園の先生を目指して立派な若者になって戻って来てくれた事が、この仕事をしていてよかったと心から思える一日でした。

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