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失敗体験

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  (写真は、最近の年中児の遊び)

 今日の降園後の職員室での話題は、ある有名な宮大工の話になりました。
 その宮大工の弟子を育てる話を要約すると『仕事を覚えるためには、同じ場にいて、同じ物を食べ、同じ事をしていると、自然に学ぼうという気持ちが湧いてきて身についていくものである。
しかし中には、自分から学ぼうとする気持ちがない人もいる。そういう人には、こちらから教えるが、なかなか覚えることが出来ない。
教えることは簡単で、親切なことのように感じるが実は一番のまわり道なのである。
厳しさのないやさしさは、甘えにつながるので、結局は長く続かず、仕事を辞めてしまうのである。』というような内容でした。

 子どもも小さければ小さいほど、体験を伴わない知識を入れることは望ましくないのです。
素の子は喜怒哀楽の感情がストレートで、表情が豊かです。
感動すると跳び上がって喜んだりします。
 また、子どもにつらい思いをさせたくなくて『〜したら〜になってしまう』と、行動する前から失敗することを教えてしまう親がいます。
しかし、小さい時に失敗体験を沢山しなければ、大きくなってからの失敗に耐える力や対処法を考える力が弱いのです。
親として、失敗するとわかっている我が子を見ていることはつらいでしょうが、じっと我慢して、子どもが考え行動していることを見守りましょう。
そして、失敗して泣いて来た時に、やさしく抱いてあげてください。
きっと、強い心とやさしさを持った大人に成長することでしょう。

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