すいか物語(年長)
- 2013/09/10 17:54
- カテゴリー:子どもの生活の中から
(文:渡邉)
1学期、園庭にまいたスイカの種。芽が出て、花が咲き、小さなスイカができました!「よっしゃー!」と見つけたそらさんは大喜び!種をまいていない子たちも、一緒に喜んでいました(^_^)
ある日、阿部先生が「お話したいことが…」とそら組にやって来ました。その手には、小さなスイカが。静まりかえるそらさん。ちょっとの沈黙。「ごめんね(>_<)」と阿部先生。いちごちゃんが触っていたら、とれてしまったとのことでした。そして、いちごちゃんがどうしたらいいか分からず困ったこと、テープでくっつけようとしたことも話してくれました。すると、「“さわらないで”ってかいてなかったからね!」「あー、ごめんごめん(^_^)」とそらさん。「まだ、いっぱいできてるし!」とも。「ありがとー(>_<)☆」と阿部先生。
そして午後、いちごちゃんはテープで貼ったようでした。「テープ?!」とおどろいたり、じーっと見つめたりしていたそらさん。テープではなおらないのはわかっている様子でした。すると「でも、がんばってやったんじゃない?」とそらさん。「あんまりいうと、そのこかわいそうじゃない?」と心配して、阿部先生に声をかけてくれた子もいたそうです。
大喜びした分、やはりショックなようでした。でも、とってしまったいちごちゃんの気持ちを感じて、“だいじょうぶ”とフォローの声をかけてくれたそらさん。言葉1つ1つに心があったかくなりました。