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2012年02月10日の記事は以下のとおりです。

預かり保育の子どもたちとの関わりの中から

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(文:佐々木)

  2月3日(晴天)
 預かりの子どもは3人。いつものように自己紹介をして、みんなでどこで遊ぶかを話し合い、園庭で雪遊びをすることになりました。

◎「雲のワニ」と「穴の岩手県」

 園庭に出てすぐ、年長組のC君に「先生、雲のワニがいるよ!」と声を掛けられました。C君の側に行き一緒に空を見ると、大きなワニが口を開けているような雲が見えました。青空だったので雲のワニがはっきり見え、C君の気付きに感心しました。

 その後、C君は友達と一緒に作った“かまくら”の修理をしていました。かまくらの側面に小さな穴があり、一生懸命手直ししていたのですが、突然、大きな声で「先生、穴の岩手県だ!」と声を掛けられました。“穴の岩手県って何だろう?”と思いながら行ってみると、なんと、穴の形が地図で見る岩手県にそっくりだったのです。

◎「雪のくすり」

 そりに砂が混じった雪の固まりを集めていた年長組のMちゃんと年少組のD君に「黒い雪、集めているの?」と声を掛けたら、Mちゃんから「これは黒糖なの!」という言葉が返ってきました。Mちゃんは「黒糖は体にいいから、ケガをしているバンビちゃんに塗ってやるの!」と言い、D君は「ゾウさんがお風呂上りだから、かゆくならないように体にお薬、塗ってあげてるんだよ!」と言い、2人ともバンビちゃんとゾウさんの体に優しくぬってあげていました。

 D君は家でお風呂上りに体がかゆくならないようにお母さんに薬を塗ってもらっているそうです。


 子どもたちの感性や想像力の豊かさに感心し、自分の心が洗われる思いでした。

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