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カテゴリー「基本方針の具体的事例」の検索結果は以下のとおりです。

4月の園だより

 (文:園長)

 

 この4月から、阿部敬行前園長の後を引き継ぎ、安達裕司が園長として勤めさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします

 

3月までは、盛岡市立中野小学校の校長をしておりました。今回、縁がありまして、歴史と伝統のある白梅幼稚園に勤めることができますことを、大変うれしく思っております。校長職にあるときは、幼小連携の重要性を実感していましたが、白梅幼稚園はすでに実践を積み重ねてきており、望ましい効果が見られるとお聞きしております。

 

また、白梅幼稚園では、「自分で考え、自分で決め、自分でする」子の育成を目指して、教職員全員でゆっくり、じっくりと取り組んでいくことを保育の中心としております。この「自分で考え、自分で決め、自分でする」は、幼児がしっかりと自立を果たしていくうえでも、また、その後の長い人生を心豊かに力強く生きていくうえでも、大事なことであり大切にしていかなければならないことだと思っております。

 

今年度も、このことを基本に置きながら、子どもたちの個性を大切にし、発達段階に応じた保育を行うことを方針として、子どもたち一人一人の健やかな成長のために、教職員一同力を合わせて取り組んでまいりたいと思います。家庭の皆様には、本年度も、幼稚園の保育をご理解いただき、これまでと同様ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

 

2月の園だより

(文:園長)
                人生を豊かに生きていくための土台を作る

  21日の朝、3学期の始業式のために2階のホールに行ったら、子ども達はきちんと並んで顔を真っすぐにあげて待っていました。4月からは小学校に進学、または1つ上の組に進級と言う気持ちがこのような態度に繋がったのだと思います。3学期は、子ども達のこのような気持ちを大事にしながら、よいまとめの学期にしていきたいと思っています。

冬休みの生活表を全員分読ませてもらいましたが、「ひとりで」の取組みで全クラスとも一番多かったのは、「片づけ」でした。「片づけ」のできる子になってほしいは、各ご家庭共通の願いでもあるのだということを、改めて強く感じました。

  20年くらい前に全米で400万部の驚異的ベストセラーになり、日本でも話題になったロバート・フルガム著の『人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』という本には、幼稚園で学んだ(学ぶ)こととして「使ったものはかならずもとのところに戻すこと・ちらかしたら自分で後片づけをすること」と書かれています。23日の年長組お父さんの会では、「家では片づけをしなかったのに、幼稚園に通うようになってから、家でも片づけをするようになった」「家では片づけをしないのに、園では片づけをしていた」というお話もありました。家では難しいこと、一人では難しいことでも、集団の中ではできるようになるところに幼稚園の価値があると思っています。

  片づけ以外にも、上記の本には「何でもみんな分け合うこと・ずるをしないこと・人をぶたないこと・人のものには手をださないこと・誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと」ということも挙げられています。これらは友達とのかかわりの中で学んでいくことだと思います。そして、人生を豊かに生きていくうえで必要な資質(知恵)でもあると思います。

 子ども達のこのような資質の土台を作るのが、幼稚園の役割であり価値であるということを再確認しながら、日々の保育に当たっていきたいものと思っています。 

1月の園だより

(文:園長)

子ども達の成長が感じられた発表会

 12月5日のほし組・そら組の生活発表会には、150名ものお家の方々にお出かけいただきありがとうございました。子ども達も心強くうれしかったと思います。昨年の発表会からちょうど

 1年。昨年の発表会から大きく成長した姿がたくさん見られ、大変うれしく感じました。お家の皆様も、きっと同じだっただろうと思っています。2月には、いちご組の発表会があります。4月からぐんと成長した姿を見ていただけるのが、今から楽しみです。

 さて「冬休み」が始まります。冬休みも、夏休み同様、「ふゆやすみのせいかつひょう」をもとに、親子で相談しながら冬休みに取り組むことを決めて、取り組んでいただきたいと思います。

 長い2学期でしたが、子ども達を励ましたり見守ったりしながら、幼稚園に送り出していただきありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。    

 

12月の園だより

(文:園長)

妥協しない、そして、新鮮な繰り返しを

 

私は、小学生の時は食べ物の好き嫌いがたくさんあったのですが、今は一切ありません。これは、小学校高学年の時に私を預かって育ててくれた祖父母のお蔭です。

 

祖父は食事の時に好き嫌いをして食事を残すと、祖母に向かって、必ず「明日も同じものを出しなさい」と言うのです。そして、祖母はこの祖父の言葉を忠実に実行するのです。毎日毎日、嫌いのものが食卓に上がり続けるので、これには本当に閉口してしまいました。

 

一番閉口したのは『どじょう』でした。祖父は土用の丑の日に、「我が家ではうなぎは食べさせられないから、代わりにどじょうを出しなさい」と言って、どじょう料理を出させたのです。初めの日はどじょう鍋でした。どじょうがそのまま入っているのですから、気持ちが悪くて食べられませんでした。すると祖父は、またも「明日も同じものを出しなさい」です。祖母は一工夫をして、次の日は、卵でとじた柳川鍋にしてくれました。でも、どじょうがそのまま入っているのですから、とても食べられませんでした。すると次の日には、どじょうをすり身団子にして、それを醤油汁に入れて出してくれました。食べないと、明日もまたどじょうなので、どじょう団子の角をちょっとかじりました。そういうことを続けている間に、いつの間にか『どじょう』を食べることができるようになっていました。

 

このようなことが繰り返されているうちに、私はどんな食べ物でも好き嫌いをせずに食べられるようになりました。祖父の妥協しない精神と、祖母の調理の工夫が、私の好き嫌いをなくしてくれたのです。

 

食事だけでなく、生活の面でもきちんとできるようにしたいと思ったら、妥協しないこと、そして、子どもが新鮮に感じられる繰り返しの工夫をすることが大事なのではないでしょうか。                       

 

11月の園だより

(文:園長)

    歩くことの価値を見直し、もっと歩かせたい

  10月14日の「白梅まつり」は、今年も子ども達が参加できる形にしていただき、よい行事になりました。企画、運営してくださった皆さん、ありがとうございました。

  2日の「徒歩遠足」は、雨で8日に延期にしましたが、2日・8日と2日間もお弁当を作っていただくなど、ご協力ありがとうございました。私は、年中・年長の岩山(岩山展望台)についていきました。子ども達は行きの約1時間20分、帰りの約1時間をしっかりと歩き通しました。年少も、岩手公園までの行き来をしっかり歩いただけでなく、岩手公園でもたくさん歩いたそうです。子ども達に長い距離を歩き通す体力と意志力が付いてきていることを、大変うれしく感じています。

 この歩くことについて、皆さんにもお配りしている「あんふぁん」の4月号に次のような記事が載っていました。お読みになった方も多いと思いますが、その一部を紹介させていただきます。

  「30年前には1日約2万7000歩あった小学生の歩数が、約1万1000歩まで減りました。歩数が少ないと、体調が悪い、やる気が出ないなど、生活習慣や学習に影響が出るという報告も出されています。」「小学校の例ですが、徒歩通学の時間と、授業時間の集中力の関係を調べている学校があります。1,2時間目の授業に対する集中力を、通学距離が1Km未満と2,3Kmの子どもで比べると、後者の方が高いのです。歩くと体温が上がり、体が覚醒するため集中力がアップすると分析しているそうです。」

  この記事で、日本ウォーキング協会保育コーチの向井陽さんは「今は歩く場面を意識してつくらないといけない時代」と言っていますが、遠足での子ども達の姿を心強く思うとともに、歩くことの価値を改めて見直し、降雪の時期も間近ですが、それまでの間は少しでも歩く場面を増やしてあげたいものと思いました。         

 

9月の園だより

(文:園長)

子ども達の経験が広がる2学期に

  夏休み中には、「ひとりでする」「てつだい」(年中・年長のみ)「うんどう」に取り組んでいただきありがとうございました。ご家庭でも幼稚園生活で大事にしていることに取り組んでいただいたことに感謝申し上げます。

  園では1学期の保育を振り返り、子ども達に自然と触れ合う経験、身体を目いっぱい動かす経験をもっとさせたい、そのために、2学期は園外保育をもう少し取り入れようということにしました。また、2学期は運動会(9)、徒歩遠足(10)、生活発表会(12)等の大きな行事もあります。

  2学期は、園での保育、それを発展・補充する園外保育、そして行事等を通して、子ども達に様々な経験をさせ、そのことを子ども達の成長に繋げていきたいと思っています。園外保育や、行事への取組の時は、登園後の好きな遊びの後は、すぐにクラス単位での活動ということも多くなりますので、登園時刻までの登園(9:20まで)についても、ご協力をお願いします。

  2学期は、一年で一番の長丁場になりますが、子ども達の大きな成長が期待できる学期でもあります。1学期同様、ご家庭の皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

 

8月の園だより

(文:園長)

         

       夏休みも「自分でする」を大事に

 70日余の登園日だった1学期も終わろうとしていますが、いちご・ほし・そら組のどの組の子ども達も、入園・進級した頃に比べて確実に成長していることを大変うれしく感じています。

 さて、いよいよ子ども達が楽しみにしている夏休みが始まります。

  先日の保護者懇談会や個人面談での担任からの話や、終業式の日にお渡しした「なつやすみ」(夏休みの生活のポイントなど)・「なつやすみのせいかつひょう」をもとに、お子様に夏休みに取り組んでほしいことを親子で相談しながら決め、取り組ませていただきたいと思います。その際、幼稚園でも大事にしている「自分で考え、自分で決めて、自分する」ということも大事にしていただきたいと思っています。

 2学期の始業式には、また、一回り大きくなった子ども達と会えることを楽しみにしています。               

7月の園だより

(文:園長)

子どもは、親の行動を見て育ちます

  白梅幼稚園では、未就園児の教室「ひよこクラブ」を開設しているのは、御存じのことと思います。この「ひよこクラブ」では、毎回園長からの話があるのですが、5回目の6月17日(水)には、次のような話をしました。

  「今朝、登園してきた時に、元気にあいさつをしてくれるお子さんがいてうれしかったです。あいさつがうまくできないお子さんもいますが、まだ2歳ちょっとです。「あいさつをしなさい」と無理強いはしないほうがよいと思います。あいさつができる子にするためには、家族間であいさつを交わし合う姿を見せるのが一番です。家族間で、明るくあいさつを交わし合えば、子どもはきっと見習い、あいさつをするようになります」という内容の話です。

  子どもは、一番身近なお父さんお母さんの行動を見て育ちます。言葉がけだけでなく、言葉がけとともに、行動で手本を見せてあげることも大事なことだと思います。お父さんお母さんを見習いあいさつをしたら、おおいにほめて、あいさつしてくれてうれしいという気持ちを伝えてあげることも大事なことです。  

  あいさつ以外にも、道路の歩き方、後片付けなどの様々な場面でも同じことが言えます。今日は急いでいるから特別だと言って、横断歩道でないところを渡ったりすると、これも子どもはしっかり見習うようになります。子どもには、特別、例外は通じないということも意識して、子どもの前では行動したいものです。

  事務の嶋田多恵が、6月末をもって退職いたします。嶋田は、本園に23年間勤務いたしました。保護者の皆様方からの、これまでのご厚情に感謝申し上げます。なお、事務の高橋は引き続き事務全般を担当しますのでよろしくお願いいたします。

                      

 

6月の園だより

(文:園長) 

大きく成長している子ども達

 

新学期がスタートし1ヶ月半、1学期の丁度半分が過ぎました。1ヶ月半という短い期間ですが、子ども達が大きく成長した様子が各所に見られうれしく思っています。

新入園児のいちご組の子ども達は、ほし組やそら組の様子を見ながら、園庭の砂場での遊び、すべり台、ブランコ、太鼓橋等の遊具への挑戦、ホール、クラスでの遊びと、遊びの場をどんどん広げています。ほし組の子ども達は、いちご組の時に比べて、友達と一緒に遊んだり活動したりする姿が多くなりました。友達の存在を意識できるようになったこと、そして、友達とのかかわりを深めていることに成長を感じています。そら組の子ども達は、年少、年中のお手本になろうと意識して行動している様子が随所に見られました。特に、全園児が一緒に活動する場面での態度や行動が素晴らしくなり、さすが年長と頼もしさを感じています。職員間では、1学期前半の子ども達の成長を確認し合いながら、1学期の後半の保育も充実したものにしていこうと話し合っています。

運動会と城南小学校PTAの城南祭が同一日で、どちらか一方にしか参加できないので、調整できないだろうかというご意見をいただきました。調べたところ4分の1のご家庭が白梅と城南に子どもさんを通わせていました。このようなことから、運動会を9月12日()から9月13日()に変更することにしました。日曜日開催となりますが、ご理解とご協力をお願いします。                        

                               

5月の園だより

(文:園長)

                    今年も、よいスタートが切れました

新しい学年が始まって約3週間が経ちましたが、今年も、よいスタートが切れました。年長のそら組は、やさしく声をかけたり、手を引いてあげたりしながら、新入園児のいちご組さんのお迎えをがんばりました。年中のほし組の子の中には、遊んでいて保育室に帰らないいちごの子を、手を引いて教室まで連れて行った子もいました。そら組とほし組には、一つ大きい組になったから、今までとは違うんだという意識と動きがあちらこちらに見られ、うれしく感じているところです。

4月末は晴天が続いたので、子ども達は朝から園庭で遊んでいますが、そら組、ほし組の子ども達は、自分達の好きな遊びをしながらも、入園したばかりのいちご組を気遣っている様子が多く見られました。無理に遊びに引き入れるようなことはしませんが、いちごの子が近寄ってくると、さりげなく手をつないだり、一緒に遊んであげたりしています。このような中で、入園したてのいちご組の子ども達は、まだ10日余りしか登園していないのに、もう何週間も白梅幼稚園に在園していたかのように伸び 伸びと遊んでいます。年長、年中、年少の子ども達が混じり合いながら遊び、その中で自然にかかわりの輪を広げていっている様子を見て、少人数幼稚園のよさを感じています。

また、今年は、保護者懇談会でお願いした、登園時刻までの登園にもご協力いただき、大変ありがたく思っています。朝からほぼ全園児がそろって遊び始めていることも、このような好結果につながっている要因の一つだろうと思っています。                         

 

 

 

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