9月の園だより
- 2019/09/02 17:29
- カテゴリー:基本方針の具体的事例
2学期も「自分で考え、自分で決め、自分でする」子を育てます!
約1か月間の長い夏休みが終わり、8月21日、白梅幼稚園に子どもたちの元気な声が戻ってきました。昨年に引き続き暑い夏でしたが、体調を崩したり、交通事故に遭ったりすることもなく、全園児が2Fホールに集合し、令和元年度の2学期がスタートしました。
2学期初日の園児の登園を迎えてくれたのが、いちご組さんが種を植えて、
花壇やプランターで生長を見守ってきたスイカでした。この種、実は担任が
弁当に入れて持ってきて、食後に残ったものでした。
(園児) “先生、これ何?”
(先生) “スイカの種だよ。”
(園児) “これ、植えたらどうなるの?”
(先生) “芽が出るんじゃない?”(少し、心配に
なる担任・・・・・)
(全園児)“ワーッ、これ植えて、スイカ食べたい!
食べた~い!”(もっと心配になる
担任・・・)
そんなわけで花壇の片隅に植えられたスイカの種。子どもたちは、“芽が出ろ!芽が出ろ!”と、一生懸命水やりを頑張りました。夏の太陽をいっぱい浴びて夏休みの間にぐんぐん蔓を伸ばし、花を咲かせ、ついに直径8cmほどの実をつけました。その様子は、子どもたちの夏休み中の成長を象徴するかのようでした。
子どもたちは、元気に登園し始業式に臨みました。式に参加する姿や話の聞き方、目の輝きなどから、成長の確かな手応えを感じ取ることができました。その成長を促したものは、夏休み中の生活の中で、自分で決めたことを、自分なりに、継続して取り組んだことによるものだと確信しています。各ご家庭での「夏休みの生活表」への取り組み、誠にありがとうございました。
2学期には、運動会(9月)、徒歩遠足(10月)、生活発表会(12月)などの大きな行事があります。1学期及び夏休み中に培った力をベースに、2学期も、行事等諸活動への取り組みをとおして、「自分で考え、自分で決め、自分でする」子どもの育成に努めて参ります。保護者の皆様のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
(園長 大橋文四郎)