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2009年05月25日の記事は以下のとおりです。

人の気持がわかるには

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 「どんな子どもに育てたいですか?」と聞くと「人の気持がわかる、やさしい子」と答える方が多いですね。

 先日、茂木健一郎氏(脳科学者)のコラムを読んで「なるほど…」と感心させられたことがあります。それは…

 「人の気持がわかる」には、自己意識(自分が自分であると感じること)がなければならないのです。
それがいつ頃からあるか判断するのに「鏡のテスト」という物があり、動物の額にマークをつけて鏡の前に立たせ、マークを取ろうとする行為をする動物は、自己認識があるという証拠なのだそうです。
それで「ある」とわかったのは、人間、チンパンジー、オラウータン、イルカ、シャチ、アジア象、カササギ。人間は1歳半〜2歳でわかるらしいのです。

 茂木氏いわく「自己は他者との関係性によって見出され、育まれていく」

 ですから、親の願いとして「人の気持がわかる、やさしい子」を望んでも、お勉強の詰め込みばかりして他者と関わることが薄い子どもは、理論ではわかっても実際の心の動きは「人を思いやる」ことまではなかなかいかないのでしょう。
 
 白梅幼稚園では、幼児期は子供同士で遊ぶ中で、成功や失敗を重ね、人間として「生きて行く力」を育もうと、先生達はいつも話し合っています。

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