子どもたちの話から成長を感じました(年少)
- 2010/02/24 11:56
- カテゴリー:子どもの生活の中から
【①2月24日お雛様の前で写真を撮る年少児 ②和室で自分達の順番を待つ間に、カメラを向けると大サービスでいろんな表情を見せてくれました】
(文:佐々木)
① 帰りの時間・ジャンバーを着ながら
H「先生、ボタン(ホック)できなかったけど、諦めないでやろうと思ったらできたよ!」
*「自分でやってみて・・」「諦めないで・・」は教師が日常、子どもたちに話かけている言葉ですが、その言葉をしっかり受け止め、一生懸命がんばっていたH君の心意気に感心し、嬉しく思いました。
「諦めないでやったらできたこと」が嬉しく、自信も持てたようです。
② 劇ごっこのお面の準備をしながら
(棚の奥にあり、お面が取れないでいたM子とK子)
M子「先生、お面取れないから取ってください」
K子「先生、お面取ってください」
私「はい、どうぞ!」
と言って渡すと、傍で見ていたA子
「やってもらったら、ありがとう!って言うんだよ。」
M子とK子「ありがとう!ありがとう!」
③ ホールのステージで「バナナ村に雨がふる」のC.Dを聴いていた3歳児のO子ちゃん。歌詞を聞きながら
「先生、しあわせってどういうこと?」
私「そうねえー 」
と言いながら、どう言えば分かるかな?と考えていたら・・傍で話を聞いていた4歳児のY君
「しあわせっていうことは、とってもうれしいっていうことだよ!」
と教えてくれました。Yくんのお母さんが、そう言っていたそうです。
④ 積み木で階段を作ったままその場を離れたD君。
そこへ、S君とT君が来て遊ぼうとしました。
戻ってきたD「ここ、おれが使ってたんだから、使っちゃダメ」
SとT「だれも使っていなかったから使ったんだよ」
T「また、使うの?」
D「使わない」
SとT「じゃあ、貸して」
D「うん、いいよ!」
* 以前は言葉で気持ちをうまく伝えることができず、取った、取られた、こわされたと、手、足がでることもありましたが、今は話し合いが成立。成長を感じました。