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鬼の面

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 年長の鬼の面の『怖さ』が、よく表現されているので、どうやって作ったのか担任に聞いてみました。
 年中くらいまでは『鬼』といっても、子ども達は可愛い顔を描くものだそうです。そこで『怖さ』のイメージを表現できるようにと『おなかのなかにおにがいる』の絵本(写真)を読んで話し合ったとのこと。
 この絵本は『子どものお腹の中には悪い鬼が住んでいる』というお話です。
この鬼は、面倒くさがりや、食いしん坊、泣き虫、へそ曲がり、暴れん坊だったりするのです。子ども達は、この鬼のせいで悪さをしてしまうのです。
 そこで「鬼は外!!」と豆まきをして、お腹の中から鬼を追い出すのです。
ところが、ひとりへそ曲がりの男の子が「鬼は〜内!!」と言ったために、行き場を失った他の子の鬼まで、この男の子のお腹に全部入ってしまい苦しむ…という内容です。
 年少の頃はこのお話をすると「お腹の中に鬼なんかいないよ…」と泣きそうになりながら訴えて来ると、年少組の担任は教えてくれましたが、年長になると実際お腹の中に鬼がいないことを理解でき『怖さ』を表現するためには「目は三角」「口は耳まで裂けている」「牙がある」とか言うのだそうです。
 いきなりお面を作るのは難しいので、まずは絵を描いてみます。それから発泡スチロールや木、空き箱等を使い、立体的なお面を作ります。なかなか迫力あるお面がたくさんできましたのでご紹介します。

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