きょうりゅうたんけんごっこ(年少)
- 2020/02/18 17:41
- カテゴリー:子どもの生活の中から
(文:阿部)
“きょうりゅうたんけんごっこ”は、きょうりゅうが大好きな!AくんとBくんから、始まったものです。
2人は、ホールで「あっ!ここにいた」「ここにもいたよ」と…、架空のきょうりゅうを見つけ、ホール中を探し回って遊んでいました。
教師は、2人がイメージしている「恐竜」を、可視化をすると…、
早速、はりきってホールのあちらこちらに“きょうりゅうカード”を置き、きょうりゅう探しを楽しんでいました。
2人だけだった遊びは、いつしか周りの友達にも広がり一緒に“きょうりゅうたんけんごっこ”となりました。
「ここかな~」
ピアノの隙間に、きょうりゅう発見!
「ここにあるんだけど~」「手が届かないな~」「どうしたら取れるかなあ?」
年長児も力を貸してくれて(広告紙で細くて長い剣を作り)“きょうりゅうをゲット”しました。
さて、こちらでは・・・、
ジャンプしたり、カラー積み木を踏み台にしたりして“きょうりゅうをゲット”しました。
*安易に取れないところから、色々なことを考えて工夫して、やってみるという経験をしていました。
☆ また、ある日は・・・
自発的に女の子達も“きょうりゅうたんけんごっこ”に仲間入り!
「こんなところに、あったよ」
「やったーみーつけた」
「みんな見つかったね!」「おうちに帰ろう!」
「森の中でねるんだよ!」
「ここは、テントだよ!」
教師は子ども達の言葉に、以前、クラス活動で使っていた“緑のビニール”を提示すると…、
「わーい!いいね!」「テントになった」「雨がふっても大丈夫だね」「お休みなさい」…等、
テントらしい”雰囲気“に大喜びでした。
きょうりゅうを全部見つけたら→おうちに帰って→また明日、朝早起きをして、きょうりゅうをたんけんごっこに行く。という流れになっていきました。ちなみに・・・きょうりゅうカードは、寝ている間に友達が色々なところに隠すのです。(面白いですね!)
子ども発信で始まった“きょうりゅうたんけんごっこ”は、クラスの誰もが入って遊べるものとなって、今もなお、遊びが継続中です・・・。
現在、色々なリサイクル材料を使ってお腹すいた時の食べ物や、喉が渇いた時の水筒作り、暗くなった時のために懐中電灯作り、悪者が来た時にやっつける道具作り…をして、探検ごっこをスタートする様子が見られます。(個々によって、必要とするアイテムは様々ですね…(^o^)。)