年長組の皆の力に感謝です
- 2010/04/21 10:01
- カテゴリー:子どもの生活の中から
【画像:朝、登園時の様子】
昨日は、入園する子側からのお話でしたが、今日は年長組担任の阿部先生から、迎える側からの子どもたちの様子をお知らせしましょう。
(文:阿部)
4月16日(金)
年長組になっての初めてのお仕事とは・・。
入園式の翌日からの、門の所で出迎え「おはよう!」「一緒に手をつないでいこう!」とやさしく声を掛け、いちご組の玄関まで連れて行ってあげること。
当初の年少児は、お母さんから離れることが悲しくて、寂しくて、大泣きしながら一緒に手をつないで歩いたり、年長担任に抱きかかえられて登園する様子もたくさん見られました。
その状況に年長児もどうしたらいいものやら・・・、言葉もかけられず、ただただいちご組の玄関に送り届けることで精一杯の様子でした。
毎日、集まりの時間にはクラス全体で“今日の朝のお迎えについて”話し合ってきました。
嬉しかった事は皆で共感し合い、困ったことは皆でどうしたらいいか考えを出し合い、翌日に臨んでいきました。
日ごとに年長組も気持ちに余裕が見られ、年少組の子どもたちも“ニコリ”とし、お母さんから離れて一緒に行く様子や、泣いていても歩いているうちに気持ちを切り替えていく様子などに変わってきています。
★エピソード①
ある年少組のお母さんが、年長児が声を掛け、一緒に手をつないで歩いて行く2人の後ろ姿を見ながら、嬉しげに
「大きい組さんが、こうやって小さい子のお世話するのっていいですね」
と感心しておられました。
★エピソード②
家庭訪問先で…
お母さん「わが子が小さい組の時に、年長組さんに連れて行ってもらっていた時のことを思い出します。今、わが子が年長組になってしてあげようと、張り切って早く登園しようとする姿に成長を感じます。」