美容院ごっこ(年少)
- 2009/02/19 15:37
- カテゴリー:子どもの生活の中から
昨日、T子ちゃんのポケットから、ママのホットカーラーが出てきました。
T子ちゃんは「私、美容院ごっこやる!」と意欲満々でしたが、時間がなくて(すぐにお帰りの時間で)、泣く泣く断念したのでした。
さて、今朝一番にT子ちゃんは(忘れていなかったようで)、横一列にイスを並べ美容師さんになりました。
赤い風呂敷で作ったロングスカートを頭からかぶせて、髪の毛を受けるエプロンに、トイレットペーパーの芯はカーラーに変身です。ドライヤーは阿部先生のアドバイスも少し入って、トイレットペーパーの芯を半分に折って作りました。仰向けでシャンプーもしました。
阿部先生が「七五三で着物を着るので、可愛くお願いします!」と言うと
「♪ 着物を着替えて 帯締めて …♪」と、おひな祭りの歌を歌いながら、本物の美容師さんのように、髪にリボンをつけ、帯を締めて出来上がりました。
ホールで先生が写真屋さんになり、記念撮影もしました。
「美容師さんも、どうぞ写真に入ってください。」とお願いしましたが、T子ちゃんは分をわきまえていて(?!)
「私はいいのです…」と控えめで、ひとりお仕事をしていました。
ごっこ遊びは、生活体験が豊かでないと出来ないのです。
ポケットにあった1本のカーラーから、これほどまでに成り切れたこの「美容院ごっこ」は、とても素晴らしいと感じました。
余談ですが、T子ちゃんの「ごっこ美容院」には、なぜか野菜がいっぱいあるのだそうです。これは、もしかしたらT子ちゃんのママの行きつけの美容院で、野菜をいただいたとか、何か心に残ることがあったのでしょうと、阿部先生と私は想像したのでした。