その後…
- 2008/11/25 10:17
- カテゴリー:子どもの生活の中から
【画像:初めての雪で遊ぶ子ども達】
先日「忘れ物は届けないで下さい」とのお話を載せましたね。
週の始まりは内ズックを忘れる子が多いのですが、案の定、週明けの今朝も多かったですよ。
でも、前よりしっかりと
「ズックを忘れたので貸して下さい」
と、言えるようになりましたし、今まで
「忘れたのはお母さんのせいだ!」
と、怒っていた子が
「家を出る時に、お弁当とズックと…と、数えたんだけど忘れたんだよ」
と、忘れた自分を責めていたのには驚きました。
今までお母さんは、忘れ物を届けた時に
「ごめんね、お母さんが悪いの」
と、子どもに謝りながら渡していましたね。
ホームページを見てくださって、子どもに上手に話したのだと感じました。
実はお母さんは、大人の世界では、優しくて謙虚で素敵な人なのです。
でも、子どもを育てるということは『きびしさ』も必要だと、私(事務)も、幼稚園に勤めて教わりました。
世の中には、いろんな人がいますし、思いもかけない状況に出会うこともありますものね。
初めての集団生活で、お母さんが何でも子どもを守っていたら、自分で解決する力を養うことができなくなります。
あのアインシュタイン博士が
「学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ」
と言っています。
幼稚園は、お勉強ではなく、生きて行く力を身につける『教育』の場なのです。