僕らの船や僕らの島(年長)
- 2009/10/16 16:29
- カテゴリー:子どもの生活の中から
「青い空に絵を描こう」という歌をクラスで歌っていた年長組。
歌詞に「大きな大きな船」「僕らの島へ」とあり、ひとりの子どもが「大きな船って、僕らの島ってどんなのかしら?」と言い出した事がきっかけになり、子ども達はひとりひとりが画用紙に自分の思う船の絵を描いたのです。
やがて「僕らの島」をグループで描き始め…最後にはクラスで一つの大きな大きな絵が出来上がりました。
題は「僕らの船や僕らの島」だそうで、裸足になって、絵の具やクレパスを使い、足の裏や手の平を絵の具色に染めて相談しながら描きあげました。
それを見た年少のお母さんが「素晴らしいですねぇ!うちの子はいつになったらこんな絵が描けるようになるのでしょう?」と阿部先生に質問したところ、阿部先生は「いつというよりは、描くことが面白いと感じる心を育てることが先ですね」と言うのを側で聞いていた園長先生が、笑顔で大きくうなづいているのを私は見逃しませんでしたよ♪
また、先週までの2週間、実習に来ていたM大のFさんが、子ども達が帰った後に訪れ、その絵を見て、とても感心していました。
Fさんは、○県の小学校の先生の試験に合格したそうで、その瞳は希望でキラキラ輝いていました。
Fさんは「夕焼け小焼け」の曲をジャズ風にアレンジして、年長のみんなに聴かせてくれましたね。聴いていると幸せな気持ちになれるピアノ演奏会でした。
きっと、ステキな小学校の先生になることでしょう。