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2008年05月12日の記事は以下のとおりです。

だって、そら組だもん!

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 年長と年少が一緒に散歩に行きました。年少児達は初めての散歩です(城南小学校の周りを一回り)。年長、年少とペアで手をつなぎます。

  【その1】
 年少A君がつないでいた手を離し、花を抜き始めました。隣の年長K君はあわてて
 K「かわいそうだからやめて!」
 A「採るもん!」と強気。
 K「かわいそうだと思わないの?僕の家にはおじぎ草とかきれいな花がたくさんあって、お母さんが大切に世話しているよ。A君の家には花ないの?」
 A「ないもん!」A君は意固地になっています。こんな時は、大人も子どももそっとしておくしかありません。
…やがて列が動き出し、2人はまた手をつないで歩き出しました。
 ※実は、K君のお宅は一軒家、A君の家はマンションなのです。お花がある、無いの環境が違っているのです。

  【その2】
 「え―ん え―ん」年少のB君が突然泣き出しました。手をつないでいた隣のY君はどうしていいかわからず
 Y「目が痛いの?」
 B「あぁ―ん!」返事もせずに泣き続けます。
 Y「先生!この子目が痛いんだって」
 先生がB君に尋ねると、実は家に帰りたい、お母さんに逢いたいのだそうです。そのことをY君に伝えると、Y君は近くにあった葉っぱを拾い、そっとB君の手に持たせたのでした。
 先生「Y君、やさしいね」
 Y「だって、そら組だもん!」
 ※どちらかといえばY(年長)君も年少だった時、B君のタイプだったのですが、大きく成長したことに先生は感動したのでした。
 

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