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2007年06月07日の記事は以下のとおりです。

待つということ(降園後の教育談議から)

アップロードファイル 145-1.jpgアップロードファイル 145-2.jpg

  (写真は本日の年中組保育参観で、親子「オオカミさん、何が好き?」、狼役「〇〇だよ」、親子「ああ、よかった!」…時には狼役「子ヤギだよ!」、親子「キャ〜!!」と逃げるゲームをしているところです。)

 さて、降園後の教育談議で3歳児に『待つ』ことが必要かという話題になりました。
 まだ小さくて、物事がよく理解できないから待たせることはかわいそうと考える大人が多いと思われます。しかし、待つことから我慢を学びます。例として、先日こんなことがありました。
 年長児がやっていた跳び箱ジャンプに、3歳児も興味を持ち「やりたい!やりたい!」と言い、入れてもらいました。やりたいとなったら、すぐにでもやりたいのが3歳児ですが、子どもたち(年中・年長)は『小さいから』といって譲るということはなく「並んで!順番だよ」ということを教えていました。
そこで、やりたくても我慢して待つことで順番が来て、自分もやれるという(ルールや先を見通す)体験を重ねて行きます。
 待つことで嫌でも自分なりの考え、対応の仕方が出てきます。『考える』きっかけは『困る』ことです。小さいからこそ特別扱いしないで待たせることが大切です。

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