預り保育の子どもたちとの関わりの中で
- 2010/04/19 09:41
- カテゴリー:子どもの生活の中から
(文:佐々木)
「預かり保育の子どもたちとのかかわりの中で!」
4月16日(金)の預かり保育は2名でした。4歳児のAちゃんと5歳児のRちゃん。預かり保育の子ども達は自分たちで相談して、どこで、なにをして遊ぶかを決めます。久しぶりに晴れた日でしたので外で遊ぶことにしました。
①「お花に水をかけながら・・4歳児Aちゃん」
じょうろに水を入れ,お花に水をかけていたAちゃん。水をかけたらすぐ花が咲くと思っていたようで、つぼみを見たりさわったりしながら
「お花咲かないね」
「しょんぼりしてるね」
「眠っているのかなぁ〜」
などと言っていましたが、待ちくたびれて最後には
「花咲け!花咲け!」と励ましていました。
* 花に水をかけたらすぐに咲くと思っていたAちゃんの気持ち、可愛らしく思いました。咲いた花を一緒に見るのが楽しみです。
②「先生、目をつむって・・5歳児Rちゃん」
園庭でRちゃんに「先生、目をつむって」と言われ、目をつむるとRちゃんが手を引いてくれました。
どこに行くのかなぁ〜とドキドキしながらついて行くと
「目を開けていいよ!ほら!」と声をかけられ、目を開けると、目の前に「ビオラとオドリコソウ」の花が咲いていました。
場所はなんと、すべり台の下でした。
* 同じ場にいながら、気付かずにいた自分を反省。改めて子どもの目線でものを見たり、考えなければと思いました。誘導してくれたRちゃんの気持ち(アイデア)も嬉しく思いました。
③「おやつって、楽器にもなるね・・RちゃんとAちゃん」
R「先生、おやつっていろいろな音がするね」
Aちゃんと私「そうだね」
R「楽器にもなるよ」
「丸いごまのおしょうゆせんべいは、ぱりぱりしてるからピアノの音だよ!」
「ちっちゃいごまのせんべい(南部せんべい)は太鼓の音」
「クッキーはラッパの音みたいだよ」
* おやつも教材!いろいろなことを思いながら食べているのですね。子どもたちの豊かな感性や発想を大事にしたいと思いました。