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年中組へのプレゼント作り(年長)

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(文:阿部)

クラス全体で、自分たちが年中組の時のお別れ会で、前の年長組から宝箱を頂いた話をしました。
さらに、実物の宝箱(昨年の宝箱)を目にし、一気に声を弾ませながら
「何かなと思ったら、こまが入ってたよね」
「折り紙も入ってた」
「手紙も入ってたよね」
「今でも大事にとっているもん」
「僕の宝箱に入っていると思う」等
K「その時すんごく、うれしかった!」
といった言葉に、クラスのみんなも大きくうなずいていました。
A「あっ、わかった!もしかして・・・今度は私たちが作る番なんじゃない?!」
M「やりたい!やりたい!」
周りの子どもたち「いえーい!やろう!やろう!」

(阿部) 子どもたちへの願いとして、「去年やったからやるもの」という理由だけで取り組むことではなく、なぜ製作をしていくことにするのか、年中組に対する自分たちの思いを子どもたち皆で共通理解しながら、意識して取り組んで欲しいと思いました。

 その時、大部分の子どもたちが、もうすぐそら組の終わりが近づいていることを一気に感じた様子でした。

製作の手順
1.宝を入れる箱を作ることにしました。
2.次に、ほしぐみさんへのメッセージカードを描きました。
3.折り紙で、自分が折れるものをおってみました。また、クラスのみんなで、お皿の折り方を覚え、得意になって折る子もいました。
4.最後は、こま作り。
 本物ののこぎりを使い、こまの元になる物を切る。軸に穴を開ける道具も用意し、マーカーでカラフルに色を塗って、こまの完成。必ず回り具合を試したり、あげる前にいとおしく作ったこまを回す様子も見られました。
5.全ての宝を宝箱に入れて、リボン結びにも挑戦して、完成です。

 子どもたちが、1つ1つの取り組みに喜んで作っている様子が印象的でした。

*1〜5までの過程は全てが、全体活動ではなく、自分でいつまでに完成するのかを決めて、好きな遊びの時間にそれぞれが取り組んでいきました。見通しを持って、自分で考え、決めて、完成する充実感を体験していました。

【子どものつぶやき】
A「絶対喜んでくれるよね」
M「決まってるでしょう!」
G「きっとさ、この箱見たら、僕たちのこと思い出すかもね」
R「手紙見て、小さい組さんにやさしくできるそら組になるんじゃないかな」
N「こまはおもしろいから、すぐに気に入るんじゃないかと僕は思う。」
K「実は僕も、このこま手放したくないんだよな・・・・じゃあね〜僕のこま」

 子どもたちの思いは、新しいそら組へと受け継がれるのですね。

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