愛のあるしつけ方6か条(その3)
- 2009/11/20 10:05
- カテゴリー:子どもの生活の中から
【画像:朝の登園風景】
家庭教育カウンセラー内田玲子氏の小冊子から「愛のあるしつけ方6か条」の続きです。
①早寝・早起き・朝ごはん
②あいさつ
③時間を守る
子供は親の生活のクセをコピーしています。
朝、親がズルズルダラダラして起きていると
子供もなかなか起きないでしょう。
子供に「早く早く」と大声を出しても起きられないのです。
それを
「何回起こしても起きないから朝起こすのは疲れた。中学生になったら自己責任ですから放ってあります。」
と言う親がいます。
都合よく逃げているだけです。
そんな子供が中学生になると暴れたりする事もあります。
運が悪いのでも友達が悪いのでもないのです。
アメリカの報道によると
超エリートが無一文になった人の共通点は
「時間を守らない人」
「言い訳を言う人」だそうです。
生き方の原点は万国共通です。
…ということです。
そういえば何年か前のことですが、なかなか幼稚園になじめず、友達の中にも入っていけない子がいました。
その時、前副園長の小山先生は
「お母さん、大変かも知れませんが、朝9時に登園させてみていただけますか」
と話していました。
その子はお母さんの都合で、いつも遅く(遅刻して)登園して来ていたのです。
子ども達は来た順に「入れて」「いいよ」と仲間に入れたり入ったりして遊び出します。
遅く来る子は、いつも「入れて」と遊んでいる輪の中に入れてもらうことになります。時々「だめよ」と言われることもありますね。(これはイジワルではなく、自分達の世界を壊されたくないということもあります。)
小山先生がおっしゃる様に、その子は早く来るようになったところ、自分から遊びを考え出し「いいよ」と言う立場に逆転したのでした。
それからは喜々として幼稚園生活を楽しんでいました。
幼稚園時代に身についた良い習慣や自信は、その子の未来を明るいものにすること「間違いなし!」ですね!