班編成(年長)
- 2009/05/21 15:46
- カテゴリー:子どもの生活の中から
白梅幼稚園では、年少から「何事においても自分(達)から」ということを大切にしてきています。
その例のひとつとして、年長の阿部先生から聞いた「班作り」の様子をご紹介しましょう。
例年、クラスでは5〜6人ずつのグループ(班)を作ります。
グループがあると毎日の活動がしやすいので、阿部先生も早く作りたいと思っていました。
先生から提案することは簡単ですが、阿部先生は子ども達から「作ろう!」という言葉をじっと我慢して待っていました。
最初の頃は、好きな子と並んで食事や製作等していました。楽しくて、それはそれで良いのですが、しばらくして話し合いの場やお休み調べ、やかんを取りに行く当番等で、子ども達はグループの必要性を感じて来たようです。
やがて…
「阿部先生、グループ作ろう!」とN君が言い出しました。
阿部先生は「待ってました♪」と思いましたが、それはおくびにも出さず、それぞれの意見を聞いてみました。
【ない方が良い派】
・いつも仲の良い友達と一緒だと楽しい等々…
【ある方が良い派】
・ゴチャゴチャでわかりにくい。並んでいるときれいに見える。
・当番等便利…
【それなら、好きな人だけでグループを作るのはどうか】
・たくさんの友達と仲良くなりたいから、それではだめ(その理由…休んだ時、誰と遊んでいいかわからない)
…ということで、作ることに決定しました。
班員は前年度の担任からの情報を得て(友達関係、性格等)、今回は阿部先生が決めました。
男の子が多くて「男班(おとこはん?)」が必ずできるので、去年「男班」の子は「混合班」とか…
グループ名は自分達で「果物」と決まり「ぶどう」「オレンジ」「バナナ」「メロン」の4つになりました。メデタシ…メデタシ…