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絶対許さない!

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 (写真は年中組。お皿に載ってるブロックは、ドーナツだそうです。)

 ブロックで組み立てたピストルを、得意げに振り回していたA君(年中)。勢いでブロックの1個が外れて飛び、偶然部屋に入ってきたB君の顔にぶつかってしまいました。
 A君は、驚いて駆け寄り心配そうに「ごめんね」と何度も謝りました。
でも、B君は怖い顔をして「絶対許さない!」とにらみつけます。
A君は、困惑しながらも謝り続けます。
 
 そこに先生が来ました。先生は二人の言い分を聞いてから
「A君はわざとやったわけじゃないし、謝っているから許してあげたら?」とB君に言いました。
それでもB君は「絶対許さない!」と頑張ります。
先生「Bくんも同じようなことがあった時、困ったよね。あの時の自分の気持を思い出してみて」
(実は、B君は以前に、同じクラスのC君に、わざと嫌がることをして「絶対許さない!」と言われていたのです。それで優位に立つ気持も味わってみたかったようです。)
 結局Bくんは『許してもらえないつらさがわかっていたので』A君を許してあげました。

 降園後に私は(事務)は、絶対許さなかったC君を、どう指導していくのか聞いてみました。
 
先生「C君が、絶対許さないという気持もわかる。それは、B君が何度注意されても同じ事をC君にしたから。
今回のようにわざとやったことではないし、すぐに心から謝っているのに『許さない』を繰り返すB君の場合は、いつまでも許せないで怒っていると相手は困るし、段々嫌な気持になると気付いて欲しいためにも『すぐに謝っているのに、しょうがないね。許してくれるまで待つしかないね。』と言いながら、許してもらえない子と一緒にその場を離れる」ということでした。

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