3歳児 いちご組 【自分でだよね!】
- 2006/09/11 11:29
- カテゴリー:基本方針の具体的事例
Mちゃんの大好きなブランコ遊びをしていた時のこと…
A子「Mちゃん…落ちてたよ」とM子のお気に入りのピン留めを拾ったA子はテラスから大きな声をかけていた。その声に気づいたM子だったが、ブランコを他の子に取られたくないので離れようとせず、「んーんー 先生…」と取りに行きたい、でも…先生取りに行って来てほしい…と心の中で葛藤していたが最終的には自分で大急ぎA子の所に走って行った。
M子は、A子の声を聞き、ブランコに乗りながら髪に手をやり、ピン止めが無いことに気づいたがブランコから離れられず、かなりもがいていた様子だったが、自分でどうしたらよいか考えが決まると、いきおいよく取りにいき、戻って来た時にはしっかりとヘアピンが髪に付き、ニコニコ笑顔でブランコ遊びを再開した。
大人の指示、命令ではなく、自分でどうしたいのか、決めて動くことにより喜びや友達の気持ち等が本物になっていくと、私たちは考え見守り、育んでいます。