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12月の園だより

 

(文:園長)

 

 今,そら組とほし組の子ども達は,126日(土)の生活発表会に向けて一生懸命取り組んでいます。

 

子ども達は,劇でも遊戯でも,自分達で考え,自分達で決めて,自分達で練習しながら作り上げていっています。もちろん先生は手を貸しますが,演目を決めるのも,ストーリーを考えるのも,役を決めるのも,台詞や動きを考えるのも,道具を作るのも,遊戯の振りを考えるのも子ども達が中心です。

 

子ども達が中心ですので,話し合いにも練習にも時間がかかります。ストーリーも,台詞も,動きも,振りも,完成度がもう少しと思われるものもあります。

 

先生が主導権を握って子ども達を指導すれば,時間もかからないし,見栄えも完成度も高いものを保護者の方々に見ていただけるのに,そうしないのは,教育では結果も大事だが,それ以上に過程が大事だと考えているからです。

 

子ども達は生活発表会の取組みを通し,考える力,表現する力,自分から進んで取り組もうとする力を伸ばすことができたと思います。折り合いをつけながら協力することの大事さも学んだと思います。そして,うまくいかないことの悔しさや悲しさなどとともに,それらを乗り越えて自分達で作り上げた喜びも感じているだろうと思っています。

 

子ども達が,今回の生活発表会の取組みで培った力や感じたことは,これからの子ども達の生活や活動に確実に生きて働いていくだろうと思っています。

 

6日の生活発表会では,子ども達のこれまでの取組みにも心を留めながら,暖かいご声援をお願いいたします。

 

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