(文:小山)
12月6日(土)の発表会以降、年長児は自分たちで振付けをしたリズム遊戯を楽しげに繰り返し、年中児・年少児が真似ているところ。
「ほし組の踊りも教えて!」と年中組のリズム遊戯を教えてもらい3クラスで入交り、踊りまくっているところ。
◎生活発表会の感想
【Aちゃんのお母さんから】
先日の生活発表会は、とても感慨深いものでした。
年少から白梅幼稚園にお世話になり、年少の発表会ではとにかく可愛らしいの一言、年中では自分達で考えたりお友達と協調する面が出てきたなと感じました。と同時にその時の年長さんがとても堂々として立派で、来年はどんな姿を見られるのかな、と期待と不安を抱きました。
そして迎えた年長での発表会。準備段階から楽しくて仕方がなかったようで、「今日は劇で使う運動会の玉入れのカゴをお友達と作ったよ」や、「踊りを決める時私の考えた踊りをみんながいいねって言ってくれてその踊りに決まったよ」と毎日目を輝かせて話してくれました。
本番当日。大型紙芝居も劇も踊りも、一人一人がイキイキとして、昨年とてもまぶしく見えた年長さんの姿そのものになっていて、感動しました。
先生に言われた通りにやるのではなく、「自分で決めて自分で考える」事は本当に子ども達をまた一回り大きく成長させてくれたのだなと感じました。この経験はこれから小学校、中学校に進み大人になっても役立つものだなと思います。
子ども達主導で進めるという事は先生方の労力も時間も余計にかかって大変だったろうな、と思います。それを根気よく、温かく見守って形にして下さった先生方皆様に深く感謝いたします。
【Bちゃんのお母さんから】
年長組は、子ども達自身で創りあげた作品を生活発表会でたくさん披露してくれました。それぞれの個性にあふれたかわいらしい発表でした。
歌も紙芝居も遊戯も全て、子ども達がたくさんたくさん話し合って創ったのだ、というお話を先生から伺いました。
それは大変な作業だったようで、我が家の娘も「いっぱい話し合ってるけど、全然決まらないんだよ」とこぼしている時がありました。それでも、お友達と一緒に作品を創っていく事や自分のアイディアを採用してもらう事などに喜びを感じていたようで、「早く幼稚園に行きたい」と喜んで登園していました。
娘は、この春に白梅幼稚園へ転入しました。その為、他園での発表会の経験もあります。その時は準備されたシナリオを演じました。そして“完成されているものをどれだけ上手に表現することができるか”が重要視されていたように思います。
白梅幼稚園では子どもの主体性を大切にして導いてくれます。子どもに寄り添って心を育てようという姿勢、その価値観がとてもすてきだな、と私は思っています。
白梅幼稚園に転入して以来、娘はかなり変わりました。自分を認めてもらう体験を通して自信をつけてきているように見えます。引っ込み思案だった娘を、のびのびと自分らしく居られるよう伸ばしていただいているんだな、と感じています。
年長組の幼稚園生活は残り少なくなってきましたが、先生方にはこれからもあたたかく見守っていただければうれしいです。