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2008年11月の記事は以下のとおりです。

中央公民館へ(年少・年中)

  • 2008/11/13 13:37

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 11月13日(水)、年少・年中組と先生3名、私(事務)で中央公民館の紅葉を見に行って来ました。
 年中は、今まで年長に連れてもらってばかりいたので、今日が初めて年少をつれて歩く、逆の立場です。
それなりに、自覚を持ったキリリッとした顔になるから不思議ですね。

 中央公民館は今が見頃、真っ赤な紅葉の木の下を通ると、子ども達の顔も赤く染まり「わぁ―、きれい!」の声…かと思えば、地面に這い蹲るようにして落ち葉を拾う子、木に隠れてかくれんぼをする子、坂を駆け上ったり下りたりする子…といろいろ楽しめたようです。

 でも、さすがに疲れたらしく、帰りは公民館を出るとすぐに「もうすぐ幼稚園?」と聞かれ、一瞬迷って
私「うん!もうすぐだよ!」と嘘をつき
「前に進まなければ幼稚園に着かないよ―!」
「お弁当が待ってるよ―!」と元気付け、やっとの思いでたどり着きました。

 途中、トンネルの中では声が響くことに驚いたり、『お邪魔します道路(個人宅の共有地…阿部教諭命名)』では、大声を出して迷惑をかけないよう『シ―ッの術』、車が来ると『壁の術』、また橋では川の中に産卵して死んでしまった鮭がたくさんいて、じっくり観察し過ぎて遅れたり…と、たくさんのことが体験できた散歩でした。
 また、私も一緒に連れて行ってネ、いちごさん、ほしさん!

足跡の正体

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 昨日のブログを見て「あの足跡は一体何だったの?」という質問がありましたのでお知らせします。
 実は、あの足跡は……

 近くのD商事に掃除を委託しているのですが、皆さんベテランの男性ばかりなので、危険な場所にも簡単に登ってガラス拭きをしてくださるのです。その足跡だと思われます。

 子ども達は、見る物、聞く物何でも珍しく、いつも「大事件」と大騒ぎして職員室にお知らせに来てくれます。
 先日もAくんが「見つけたから嶋田先生にあげる♪」と、何かを握って来ました。
私は喜んで手を広げて受け取ったところ…「弱ったクモ」でした!!
実は、私は虫が苦手ですが、心で震えながら笑顔を作り「ありがと―♪」と受け取りました。(その間もクモは私の手の平にいます!)

 こんなことは日常茶飯事で、大人から見ると「ゴミ」でも子どもにとっては「宝」なのですから、笑顔でありがたくいただくのが幼稚園の事務の役目(?!)なのです。

足跡

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 【窓の足跡を見る年長児】

 雨の降る静かな日に、突然年長児達がすごい人数で職員室になだれ込んできました!
 全員が勝手に大声で話すので、何を言っているのか全然わかりません。
…よく聞いてみると…
 二階の窓の下に、大きな足跡があるので「泥棒が入ったらしい」と、大騒ぎしていたのでした。
私(事務)も、カメラを持って行ってみましたが「なぜ、こんなところに…?!」と感じる不思議な場所に、大人のズックの跡が…しかも、落ちたら大怪我しそうな場所です。
 
 その日の降園後、先生達の話でも「泥棒と言うよりは、子ども好きのオバケが宙に浮きながら窓から部屋を覗いていたのかもしれませんよ―(キャ――!!)」と盛り上がってしまいました。

 幼稚園の先生達は子どもになりきれるので、カワイイですよ―♪
 私(事務)も、白梅幼稚園に勤務する前はA銀行やN証券会社と、大人だけの世界で働いてきたので、初めて幼稚園に来た時は、いきなり職員室で歌ったり踊ったりする先生達に驚いたものです。
 今ではすっかり慣れて、一緒に歌ってしまうこともあるのですから、私も少しはやわらかくなったのかもしれませんね。

僕のじゃない!(年中)

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 【写真は、年中児の遊びと空き箱利用のロボット】

 先日、年中組のK男くんが内ズックを手に大泣きしていました。
担任のW教諭が理由を聞くと
K男「僕のと違う!」
見ると、ちゃんとK男くんの名前が書いてあります。
W教諭「K男くんの名前、ここに書いてあるよ。」
近くにいたA子ちゃんもB子ちゃんも口々に
「だから書いてあるでしょ!」「本物だよねぇ!」
何と言われてもK男くんは納得がいかず泣き続けます。

 W教諭は困って、園長先生のところにK男くんを連れて来ました。
園長先生は、書いてある名前を読んで「K男くんのですよ。」と言っても、K男くんは信じてくれません。

 そこでW教諭は
「どうして違うと思うの?」と訊いて見ました。
K男「だってね、W先生が書く僕の名前は、ここ(と指差し)がはねてるけど、このズックのははねていない!」

 それは、ひらがなの『り』の字だったのですが、左側を中にはねる人と、流す人がいますね。
突然、今日それに気付いたらしいのです。
W教諭ははねていて、K男くんのお母さんはず―っと前から流していたのです。
いままでお母さんの字だけを見て、正しいと思っていたはずなのに、ある日突然担任の先生の方が正しいと思う。
 これが幼児の不思議なところです。でも、それだけ注意して見るようになったということですね。

 この後、降園時にW教諭は、K男くんのお母さんにこの話をしました。お母さんは不思議そうな顔をしながらも、マジックを借りて『り』の字にハネをくっつけて、親子仲良く帰って行きました。
めでたし、めでたし…。

おやっこテーマ1「大根掘り」…文:園長

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【写真は、大根の葉についた青虫を夢中で観察する年中児】

 10月28日(火)年長組が大根掘りをしました。
今年の大根は、太くて長くてとても良い出来でした。
 畑から幼稚園まで、持って帰ってくるのに大変苦労したようですが、自分達で種をまき、育て、収穫した喜びもあり、どの子も両手にしっかり抱きかかえるようにして帰ってきました。

 30日(木)の「おやっこテーマ1」の最初に坂東教諭から、大根掘りのエピソードを話していただき、その後懇談に入ったのですが、どのお母さんからも、この大根にまつわる嬉しいお話が聞かれましたのでお知らせします。

 まず第一に、どの様に料理して家族で食べられたのかを紹介しますと、お味噌汁、煮込み、キンピラ(ツナと炒めて)、おでん、シャブシャブ、ブリ大根、それにステーキというのもあり、子ども達の気持ちを受け入れて、お母さん方がそれぞれに腕を振るっていただいた様子が伝わって来ました。大根の葉をフリカケにしたというのもありました。
 どのお母さんもみずみずしくて、とてもおいしかったとのことでした。

 畑に一緒に行ったほし組(年中)さんも、そら組の一生懸命掘る様子に感動し「そらさんはすごい!来年は自分で掘るんだ!」と意気込んでいたとのお話も嬉しかったです。

 岩手日報の夕刊の一面に、写真入りで掲載されたのも驚きでした。

こんな一日

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 ①11月5日(水)、2つの中学校から職場体験で、合わせて7人の生徒さんが来ました。子ども達は大はしゃぎです。
 私(事務)のところにも、年長のY君が喜び勇んで教えに来てくれました。
Y君「今日ね、きれいなお姉さんとお兄さんがいっぱいいる!」
私「よかったねぇ♪ところでY君、いつもはきれいなお姉さんはいないのかな?」
Y君「……?!」ちょっと考えてから、返事もせずに中学生のお姉さんのところに走って行きました。
私「う…む、やっぱり負けてるな…」(きれいなお姉さんどころかオバサンだし…!!)

②年長の担任B教諭のところにW君が
W君「お外で遊んでいいですか?」と訊きに来ました。
B教諭「自分で考えましょう。」
W君「………?」(しばらく考えています)そこで
B教諭「天気はいいし、走り回りたいし…さぁ、どうしたらいいかな?」
B教諭は、なんとか自分から外に行かせるよう考えています。すると、わかったという声で
W君「空もきれいだ!」
B教諭「…(それはそうだけど)…で、どうしたいの?!」
W君は笑顔になり「外で遊ぶ!」と叫んで、外に走って出て行きました。B教諭がホッとしたのは言うまでもありません。

 白梅の先生達には当たり前のことでも、子育て経験のある事務の私には、子どもの心を外に向けさせたこの誘いには驚きました。
こんな小さなことにも「自分で…」という白梅の教育方針を先生達は守って実行しているのですね。
日々の生活の中で、繰り返し繰り返し積み重ねていくことで、子ども達は変わっていくのですね。

突然の余興(年長)

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 【写真は、年長児たち】

 10月30日(木)の「おやっこ」で、年長組の双子さんのお母さんが、こんな話をしてくれたと園長先生が嬉しそうに話してくれました。

 Mさんご一家には、兄妹の双子のお子さんがいます。
 先日、七五三のお祝いにと東京と宇都宮に住む(ご両家)のおじいちゃん、おばあちゃんが来て下さって、みんなで温泉に泊まりました。
 夕食の時に、どちらかのおじいちゃんが二人に
「何か余興を見せて欲しいなぁ」
と、言ったそうです。
それを聞いたお母さんは、そんなことを全く考えていなかったので、心の中で一人あわてていました。
 ところが二人はゆっくり廊下に出て、何やらコソコソ相談して部屋に入ってきました。
そして「おじいちゃん、おばあちゃん、今日はありがとうございました。今からお礼に歌と踊りをやります。」と、立派に挨拶をし「世界中の子ども達」「森のクマさん」2曲を歌い、続いて運動会で踊ったリズム遊戯「勇気100%」も見せてくれました。
 両家のおじいちゃん、おばあちゃんは、お孫さんの演技に感動し、涙を浮かべながらほめてくださったそうです。

 このことからお母さんは「幼稚園に入れて2年半が過ぎ、こんなにも自分達でできるようになったのは、白梅幼稚園の『自分で…』という教育方針のお陰だと思っています。」と話してくださったそうです。

 白梅幼稚園は、お勉強やさんさ踊りのような表立ったことはしていません。その代わり遊びを通して『自分で考え 自分で決めて すすんでやる子』の教育方針の下、伸び伸びと自由に生きて行く力がつく子どもの育成を目指しています。
 お母さん、嬉しいお話をありがとうございました。

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