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2008年07月の記事は以下のとおりです。

紙くださ〜い!

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 写真は、5月頃の自由遊びの様子

 いろんなクラスの子達が、職員室に「紙くださ〜い!」と貰いに来ます(広告紙です)。
『そんなに持ったら、バラバラになって片付けるのが大変だよ―!!』と、私(事務)は思いながら黙って見ていました。
 案の定、A君が職員室の前で全部撒いてしまいました。
そのまま行こうとしたので
「きちんと片付けてくださいね」
と言うと、A君は一生懸命拾い始めました。
一緒に来た子が
「オレのじゃないから…」
と居なくなり、困ったA君は友達を呼びに保育室に戻りました。
 縄跳びをしていた子が無理やり連れて来られたようです(手に縄を持っていました)。その子も理由をつけて、手伝わないで居なくなりました…。
 仕方がないので、A君一人で結構時間をかけて、きれいに片付けて行きました。

 今までの話だけでは皆さんは、最初に逃げた子と連れてこられて手伝わなかった子が「ひどい」「ずるい」と思うでしょう。
ところが、担任にその話をしたところ、毎日の生活の中でその逆のケースをA君はよくしているのを見かけるらしいのです。
 ため息をつきながら、独り言でブツブツ文句を言い片付けたA君は、つらく寂しかったかもしれませんが、相手の気持ちがわかる良い経験をしたのだと感じました。
 こうしてやさしさが身についていくのでしょうね。

  私の座右の銘より…「体験より優る学習はない」

指ピストル

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 写真は、段ボール箱で作ったジュースの自動販売機で遊ぶ年少児(5月頃)

 廊下を歩いていると、子ども達にいきなり指ピストルで「バン!」と撃たれることがあります。
 私(事務)が保育中に職員室を離れる時は、主に急ぎの用事がある時なのですが、つい「うっ…!!」と言いながら倒れるふりをしてしまうのです。

 以前テレビで、大阪の人は、街中で知らない人にでも指ピストルで撃たれると、9割以上の人が一世一代の名演技で倒れるというのを見ました。おじさん、おばさんまでもですよ!
 大阪の人達は天性のサービス精神かもしれませんが、幼稚園で働く人もついやってしまう行動です。
 子どもの中にいると「子ども」になれるところが、この仕事の楽しいところでしょうか?!

アコガレの年長さん

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  写真は、年長組お泊まり会の様子

 年長担任のB教諭から聞いたお話です。

 6月の末頃、ちょっと遅めにお弁当(お母さんの手作り)を食べていると、年少児が2人入口にやって来て、じ―っと食べるところを見ています。
「入っていいよ」「どうぞ、どうぞ〜♪」と年長児達は、やさしくお兄ちゃん、お姉ちゃんぶりを発揮しています。
 年少児2人は、年長の2段弁当や大きな弁当を覗き込んでびっくりしたようです。量もさることながら、トマトやピーマン、胡瓜も入っているのですから!

 降園後B教諭は、この話を年少担任のA教諭に伝えました。
するとA教諭いわく
「その2人の子は、どちらも食が細く好き嫌いが激しいので、何でも食べる年長さんにアコガレを抱いたのかも…」
とのことでした。

 ※食が細かったり嫌いな物が多いと、心配して無理やり食べさせたり、好んで食べるおやつをあげたりする家庭もあります。でも、だいじょうぶ!
大きくなるにつれて食べる量も種類も増えてくるものです(学校の給食も一役かってますね)。
 私(事務)も小さい頃は、食べれなくて親が心配するほどでした。確かに痩せて小さかったのですが…いつの間にか何でも食べられるようになりました。この年齢になると、あの頃に戻ったほうがメタボ対策になるかも…と思ってしまいます…^^’

おママゴトの会話

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 写真は、年少児の自由遊びの様子

 おママゴトを見ていると、その家庭のことが「チラッ」と見えてきます。

 【その1】
子ども役「ママ〜!お腹すいたぁ」
ママ役「もう…忙しいから昨日の残りのカレーでいいかな?」

 【その2】
子ども役「壁にクレヨンで絵を書いたよ〜!」
ママ役「待ってなさい!今、窓閉めるから!」
(こちらのママは、子どもを叱る時、近所のことを考えて窓を閉めるようです。)

 【その3】
ママ役(怖い顔で)「今夜も帰り、遅いわねぇ…また、飲んで来たの?!」
パパ役「ごめん…はい、お土産のお寿司!」

 ※別々な家庭の子ども達なのですが、会話がうまくかみ合って、平和に事が済んでいるところが面白いですよネ♪

じゃが芋掘り(年長クラスだよりから)

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 7月16日(水)、楽しみにしていたじゃが芋掘りは、畑へ向かう道のりも軽やかな足取りでした。草地のところでは「草よけろ♪草よけろ♪」の合唱。
 さぁ、畑です。茎を運んで、根を引っ張って「うんとこしょ、どっこいしょ」「先生、ホラ…!」
見ると大人グーより大きい芋。一人10個前後のお芋を抱っこや肩に担いで持ってきました。

 ※園に付くと、一番最初に出迎えた私(事務)に、じゃが芋自慢です。
「僕が一番重いよ!」「私のだよ!」「持ってみてぇ♪」
…というわけで私は10人くらいの子の袋を持ってみることに。
「うぅ…重い…かなり!」
よくこんなに重い物を持って来たと感心しました。
 お母さんの笑顔が見たくて、みんな頑張ったんですね。
その気持ちが嬉しいですね、お母さん!

 翌朝、子どもと一緒に登園して来た何人かのお母さんが、そのじゃが芋を使った様々なメニューを園長先生に報告してくださったそうです。

白梅幼稚園の預り保育

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 写真は①最近の預り保育の様子
     ②暑い日の預りで疲れたのか、遊びの途中で眠ってしまいました。

 白梅幼稚園の「預り保育」は、その子のことも考えてお預かりしています。
 例えば、砂遊びの嫌いな子は、その理由のひとつに汚くなることを好まないことがあります。そういう子には、あえて泥遊びに誘います。
 最初は手についただけでも大騒ぎしていますが、先生も一緒に泥だらけになるので、やがて顔まで砂が付いても嬉々として遊ぶようになります。
 泥遊びは、形の無い物から、いろいろな物を作ったり、見立てたり出来るので、自由な発想を養う上でも絶好な遊びだと白梅幼稚園では話しています。

 また、大人の中だけで生活している子は、子どもと遊ぶことやひとりが苦手な子が多いものです。
 そういう子がたったひとりで「預り保育」になった場合は、その子と友達になれそうな子も「預り保育」をお願いすることもあります。
そのため、預かりで友達が出来た子もいます。
もちろん、ひとり遊びが出来る子はそのままで良いのです。

 他にも、出来るだけ自然に触れさせたいという願いから、川原や畑に散歩に行ったりもします。
 白梅の「預り保育」は、家庭の雰囲気を出しながらも、その子に合った教育的なことを考えて実施しています。

夏休み初日

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 写真は、7月4日(金)天気の良い中、園庭で元気に遊ぶ年中児達

 いよいよ今日から夏休みです。
子ども達のいない幼稚園は、静か過ぎて物足りない感じです。
 さて、先生達は今週いっぱい園内研修会(一学期の反省他)、それ以降は県や市等主催の研修会に参加したりします。もちろん日直もあって、結構忙しいものです。

 このホームページは、子ども達がいないので、新しい記事や写真はありませんが、1学期中に先生達から聞いた話やクラスだよりから、いくつか紹介して行くようにします。
 古い写真があってびっくりすることもあるかもしれません。
それはそれで、楽しんでいただければと思います。

 では、今日から1ヶ月間、夏休みを楽しみましょうね♪

8月園だより(文:園長)

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 写真は7月18日(金)終業式の様子

 一学期最後の行事、年長組のお泊まり会も若干の雨の影響を受けましたが、無事に終了しました。
 4月には、3ヶ月余りの一学期は少し長いように思っていたのが、嘘のようにあっという間に終わろうとしています。
 各組共、4月に比べて、どの子も目に見えて成長した事を実感させられております。いよいよ子ども達が楽しみにしていた夏休みに入ります。

 保護者懇談会や個人面談で担任より話された事を踏まえて、夏休みの過ごし方を夫々のご家庭でお考えいただき、一学期の成長に更にプラスになる夏休みになる事を願っております。

 言う迄もなく、長期休業は普段の生活でできない事をやれる絶好の機会です。
 普段触れにくい自然との触れ合い、家族以外の人々との触れ合いを積極的に「生活のくらし」の中に組み入れていただきたいと思っております。ご家庭の事情でそれ等が出来にくい場合には、それに代わる事を家族ぐるみで工夫していただければ良いと思います。
「生活のくらし」の基本は「自分で考え、決めて、すすんで行なう」ことです。
その子なりに継続し、成就感が持てる様な取り組みを期待しております。

 二学期始業式には、ひとまわり大きくなって、全員揃って、元気な顔に出会える事を楽しみにしております。

 なお、今年は始業式後、わずか10日程で運動会となります。始業式から体調がベストな状態で登園出来る様、健康面への気配りもよろしくお願いします。

お泊まり会(番外編)

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 お泊まり会2日目の朝、お迎えにいらしたお母さんから、こんな話を聞きました。

 富士見橋を通った時に、白梅幼稚園と思われる集団を見かけたとか。でも、どこか雰囲気が違います。その集団は…
一糸乱れぬ行進をしていて、表情も硬く、きちんと2列に並んで写真を撮ると、全く遊ばずに橋を渡って行ったそうです。

 入れ違いのように、遠くの方からにぎやかな子どもの声と、先生の「ガンバロー!」の声。楽しい雰囲気が伝わって来て、見ると本物の白梅幼稚園だったとか。
 その、あまりにも違う子ども達の動きを見て、型にはめず、人と関わって、自由に楽しんで生きて行けるような教育をしてくれる白梅に入れてよかったとおっしゃってくださいました。ありがとうございます。

 実は、私(事務)もお泊まり会に参加して「3歳からの教育が活きている」と感じたことがあります。
それは、朝食の時のことです。

 N君が不注意から牛乳のコップを倒して、M子ちゃんに牛乳がかかってしまいました。
普通なら慌てたり、泣いたりするものですが、N君は「ごめんね」と謝り、冷静に雑巾を取りに行き、自分で拭き始めました。
M子ちゃんも騒ぎもしないで、自分で服を拭き何事も無かったように、また食事を始めたのです。
 やはり3歳の頃から「自分のことは自分で」を実行してきたからだと感じました。
 起きた事に慌てることもなく、凛として対処した2人の子どもに私は『気品と美しさ』を感じました。
 ステキな大人になること、保証付きですよ!

お泊まり会(その3)

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 眠れないもうひとつの理由…
 それは11時〜午前1時頃まで、幼稚園の前で警察の検問が行なわれたことです。
 トイレに起きた子が外を見ると、検問のライトがチカチカし「あれは何?!」「宇宙人かも…?!」と騒ぎになり、起きていた子ども達が次々とやってきて2階の廊下から眺めることになりました。
 その時は雨も強く、何のための検問かわからなくて不安でしたが、翌朝、園長がパソコンで検索し、北上市の事件で犯人が逃走したことと関係があるようだということになりました。
警察のおまわりさんが何人か近くにいるので、先生達はむしろ安心しました。

 翌朝、朝食のバイキングを準備しながら子ども達の会話を聞いていると
「朝ごはんは、夕べの残り物のカレーだよ!」
「え―っ!!…ま、いっかぁ〜♪」
私は心の中で『え?!残り物でいいの?じゃあ、来年はそうしようかなぁ』と、つぶやいたのでした。

 ハプニングもありましたが、なかなか楽しい子達なので、お泊まり会を、私も十分楽しませていただきました。

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