3月園だより
- 2021/03/02 17:19
- カテゴリー:基本方針の具体的事例
希望の進学・進級に向けて
園庭の雪解けが一気に進み、春の訪れを感じることができるようになってきました。
それでも、昨年の今の時期、子どもたちと北帰行を見送っていた白鳥の姿は、まだ、園庭上空に見ることはできません。北国の春はもう少し先のようです。
今年度も、いよいよ最後の月を残すのみとなりました。
さて、2月13日(土)に実施した今年の生活発表会には、たくさんの皆さまにご来園いただき、誠にありがとうございました。
コロナ禍のため、従来よりも発表時間が短くなったり、待ち時間が長くなったり、さらに、寒い会場での参観となるなど、変則的な開催となりましたが、それぞれのクラスの子どもたちの意欲的な表現活動と、保護者の皆さまの温かい見守りとで、成功裏に終了することができました。皆さまのご理解とご協力に深く感謝申し上げます。
いちご組・ぺんぎんいちご組の子どもたちは、歌やリズム遊戯、おはなしごっこに取り組む過程で、ほし組とそら組のお兄さん・お姉さんにその表現を見てもらい、褒め・認められることをとおして、1つ上のクラスに進むことへの自覚と自信を高めることができました。
年中ほし組の子どもたちは、自分たちのエール曲ともいえる「どんといこうぜ」の振り付けを考え、繰り返して踊る練習を通して、チームとしての絆を深めるとともに、憧れである年長そら組への進級に期待を膨らませています。
卒園が目前に迫ってきた年長そら組の子どもたちは、生活発表会の成功を足掛かりに、卒園に向けた階段壁面の絵画製作活動や、卒園式に向けた様々な活動に意欲的に取り組み、幼稚園生活をしっかりまとめていこうと張り切っています。
15名の年長組の子どもたちは、3月17日(水)に卒園式を迎え、大きな希望を胸に小学校へ向けて園舎を巣立って行きます。
それぞれのクラスの子どもたちが、進学・進級に向け希望と勇気をもって進むことができるよう、各ご家庭との連携の中で、子どもたちをしっかり支えていきたいと考えています。
(園長 大橋 文四郎)