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2018年06月02日の記事は以下のとおりです。

6月の園だより

         子どもは、遊びの中で育つ

 

5月は、親子バス遠足や保育参観(そら組及びほし組)、父母の会総会と、お家の皆様にご参加いただく行事が続きました。どの行事にもたくさんの方々のご出席とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 

上記行事のほかに、5月には、避難訓練、歯科検診、歯磨き指導(そら組)、福祉施設訪問(そら組)などの園行事があり、子どもたちは、健康・安全について自分を見つめたり、社会的な経験を積み上げたりすることができました。

 

今年初めて実施した避難訓練には、盛岡第二高等学校の先生方から見学の申し出があり、園児の訓練の様子を見ていただきました。二高の先生方からは、「訓練に臨む園児の姿勢が真摯で、話の聞き方が良かった」と子どもたちを褒めていただきました。本園の避難訓練は、火災、地震、不審者侵入からの避難を想定した年7回の訓練が予定されています。なお、10月には園児と盛岡二高生との合同避難訓練が予定されています。

 

さて、子どもたちが積み上げる経験の中で、最も大切なものは遊びです。子どもたちは、自分の興味・関心に基づいた主体的な活動である「遊び」をとおして、

 

いろいろなことを学んでいます。今月見られた砂場での遊びを紹介いたします。

 

 いちご組の子どもたちは、組全体で砂場遊びをしたことがきっかけとなり、個々の好きな遊びでも、流しそうめんごっこや、ジュース作りやお料理作りなど、水、砂、草花を使って砂場遊びをする様子が見られました。

 

 同じ砂場遊びでも、年長のそら組の子どもたちは、ただ砂場を掘ってそこに水を溜めるだけでなく、割り竹の組み合わせを試行錯誤して水を流したり、竹を渡して橋に見立てたりするなど、規模の大きな工事現場を再現していました。

 

 ほし組の子どもたちは、そんなそら組の遊び方にあこがれ、真似をして遊ぶだけではなく、協力し合って水路を伸ばしたり、水たまりを温泉に見立てて「気持ちいい!」と言って裸足で入ったりするなど、独自の工夫を凝らしていました。

 

 このように、子どもたちは、「こうしたい」「ああしたい」とイメージを広げ、試したり工夫したりしながら、主体性を高め、表現力を豊かにしています。また、遊びをとおして、相手の気持ちを感じて自分の気持ちを調整する(協調、共感、役割、責任)など、人とのかかわり方も自然に学んでいます。

 

 ご家庭の皆様も子どもの遊びのもつ意義をもう一度見直し、子どもの遊びにあたたかい眼差しを向けていただきたいと思います。

 

                                                  (園長 大橋文四郎)

 

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