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2016年12月20日の記事は以下のとおりです。

白梅幼稚園生活発表会を参観して

【そら組男の子のおじい様より】

 

晴天に恵まれた生活発表会の朝、一足先に出かける孫が「おじいちゃんおばあちゃんも必ず見に来てね。」と声を掛けて元気よく両親と出かけていきました。そのあと私たち老夫婦が会場に着いたのは始まりの少し前だったでしょうか。会場にはたくさんの保護者の皆さん方でぎっしりでした。

 

 孫が白梅幼稚園にお世話になってからもうすぐ三年を迎えることになりますが、運動会と祖父母学級そして生活発表会はおじいさんとしても欠かさず参観して孫が集団生活の中でどのような関わりをしているかを見ることができるたいへん良い機会でした。

 

 ひと昔前は兄弟が多くまた近所には同じ年頃の子ども達がたくさんいて朝から晩まで遊んでいました。その遊びの中で思いやりや忍耐力など多くのことを自ら学ぶことができました。しかし、現在どこかにそれらができる場を求めるとしたら幼稚園の毎日の生活になるのではないでしょうか。

 

 いよいよ生活発表会が始まりました。どの子もニコニコと元気よくステージに上がって大きな声で歌いまた身振りよくそれぞれの役割を楽しそうに演じていました。

 

 わが孫は「みんなの宝さがし」の劇の中でみんなや相手の子の動作やセリフに合わせようと頑張っているのがわかりました。家にいる時にはおどけた格好をしてみんなを笑わせたりしていますが、さすがにみんなの前ではやりません。それもまた成長したことを表していると言えます。劇中の子どもたちは一人ひとり自分のこれまで練習してきたことを精一杯演じていることが観ているこちらまで届いてきました。

 

 園長先生が終わりにお話された子どもたちの自主性を重んじ、こうしたらとすぐ指導することをぐっと我慢し、子どもたちに考えさせて決めるという簡単なようでたいへんな段階を踏んでこられたとのことでした。これらのステップを踏んだ活動を経てきたことがこのあとの子どもたち一人ひとりの成長に大いに役立つものになるのは間違いないものと思います。先生方の熱心な指導と温かく見守ってくださったことがこのような素晴らしい生活発表会になったことを心より感謝申し上げます。

 

 そして発表会が終わり外で帰りを待っていたらわが家の孫は真っ先に飛び出してきたので「劇もよくやったね。」とほめるとニコッと笑って照れくさそうにしていました。

 初冬のやわらかな日差しを浴びながら家族揃って帰路につきました。

 

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