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2015年11月02日の記事は以下のとおりです。

11月の園だより

(文:園長)

    歩くことの価値を見直し、もっと歩かせたい

  10月14日の「白梅まつり」は、今年も子ども達が参加できる形にしていただき、よい行事になりました。企画、運営してくださった皆さん、ありがとうございました。

  2日の「徒歩遠足」は、雨で8日に延期にしましたが、2日・8日と2日間もお弁当を作っていただくなど、ご協力ありがとうございました。私は、年中・年長の岩山(岩山展望台)についていきました。子ども達は行きの約1時間20分、帰りの約1時間をしっかりと歩き通しました。年少も、岩手公園までの行き来をしっかり歩いただけでなく、岩手公園でもたくさん歩いたそうです。子ども達に長い距離を歩き通す体力と意志力が付いてきていることを、大変うれしく感じています。

 この歩くことについて、皆さんにもお配りしている「あんふぁん」の4月号に次のような記事が載っていました。お読みになった方も多いと思いますが、その一部を紹介させていただきます。

  「30年前には1日約2万7000歩あった小学生の歩数が、約1万1000歩まで減りました。歩数が少ないと、体調が悪い、やる気が出ないなど、生活習慣や学習に影響が出るという報告も出されています。」「小学校の例ですが、徒歩通学の時間と、授業時間の集中力の関係を調べている学校があります。1,2時間目の授業に対する集中力を、通学距離が1Km未満と2,3Kmの子どもで比べると、後者の方が高いのです。歩くと体温が上がり、体が覚醒するため集中力がアップすると分析しているそうです。」

  この記事で、日本ウォーキング協会保育コーチの向井陽さんは「今は歩く場面を意識してつくらないといけない時代」と言っていますが、遠足での子ども達の姿を心強く思うとともに、歩くことの価値を改めて見直し、降雪の時期も間近ですが、それまでの間は少しでも歩く場面を増やしてあげたいものと思いました。         

 

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