7月の園だより
- 2015/07/01 09:00
- カテゴリー:基本方針の具体的事例
(文:園長)
子どもは、親の行動を見て育ちます
白梅幼稚園では、未就園児の教室「ひよこクラブ」を開設しているのは、御存じのことと思います。この「ひよこクラブ」では、毎回園長からの話があるのですが、5回目の6月17日(水)には、次のような話をしました。
「今朝、登園してきた時に、元気にあいさつをしてくれるお子さんがいてうれしかったです。あいさつがうまくできないお子さんもいますが、まだ2歳ちょっとです。「あいさつをしなさい」と無理強いはしないほうがよいと思います。あいさつができる子にするためには、家族間であいさつを交わし合う姿を見せるのが一番です。家族間で、明るくあいさつを交わし合えば、子どもはきっと見習い、あいさつをするようになります」という内容の話です。
子どもは、一番身近なお父さんお母さんの行動を見て育ちます。言葉がけだけでなく、言葉がけとともに、行動で手本を見せてあげることも大事なことだと思います。お父さんお母さんを見習いあいさつをしたら、おおいにほめて、あいさつしてくれてうれしいという気持ちを伝えてあげることも大事なことです。
あいさつ以外にも、道路の歩き方、後片付けなどの様々な場面でも同じことが言えます。今日は急いでいるから特別だと言って、横断歩道でないところを渡ったりすると、これも子どもはしっかり見習うようになります。子どもには、特別、例外は通じないということも意識して、子どもの前では行動したいものです。
事務の嶋田多恵が、6月末をもって退職いたします。嶋田は、本園に23年間勤務いたしました。保護者の皆様方からの、これまでのご厚情に感謝申し上げます。なお、事務の高橋は引き続き事務全般を担当しますのでよろしくお願いいたします。