ねこごっこ(年中)
- 2011/11/10 13:18
- カテゴリー:子どもの生活の中から
画像:(上)ねこごっこ中の年中児
(下)壁面製作中の年長児
(文:名取)
好きな遊びの時間に、首に鈴をつけて『ねこごっこ』をしている子どもたち。1人が始めると、それを見てどんどん増えていきます。そこに、いつも見ているだけで、自分からねこになろうとしないA子がいました。
ある日、A子が「先生、剣作りたい!」と、広告紙を丸めた物を2つつなげていました。
『何に使うのかな?』と思っていたら、ホールにやってきて「これね、穴からおーって叫べるんだよ。いまからねこたちを森に連れてってあげるから、ねこを全員呼んで。これを使っていいからね!」と、渡されました。
『なるほど!』と思い、それを使ってねこたちに呼びかけると(教師も一緒にねこになっていました)みんな集まってきて、A子を先頭に1列に並び始めるねこたち。後ろからついていくと、ホールを出て階段の方へ行きます。
「森はどこ?」と聞くと「ここだよ!」とA子が、そら組さんが製作中の動物の壁面を指差したのでした。
ねこにはならなくても、そういった役割もあるんだなと感心したと同時に、階段の壁面をパッと『森』とイメージして遊びになっていく子どもたちが、とってもいいなと思った場面でした。