小山副園長先生のつぶやき
- 2011/04/21 12:49
- カテゴリー:子どもの生活の中から
画像:①②太鼓橋をのぼる3歳児
③玄関で、一生懸命ひとりで忍者服を脱ぐ3歳児
④晴れた日のロケット型滑り台は大人気
(文:嶋田)
降園後の先生たちとの雑談の中から小山先生が…
先日、新聞を読んでいて感動したことがあります。それは星 浩氏が「我欲より共生、復興の焦点」と題し、書いていた記事でした。
被災地に漫画やおもちゃを無料で配るコーナーがありました。
そこに幼い女の子がやってきて、積んである折り紙が欲しいと言うのです。
10枚ほど入った袋を受け取ると、その女の子は半分ほど取り出して
「あとは他の人の分だから」と返したそうです。
そこで「たくさんあるからだいじょうぶだよ」と伝えると、女の子はニコッと笑い、残りの折り紙を握りしめて飛び跳ねるように走って行ったそうです。
みんなと分け合わなければ…という環境が、子どもにまでも伝わっているのでしょう。
この大災害は、とてもつらく悲しいことですが、子ども達が大きく成長したときに活かされることがあればいいなぁ…と、小山先生は思ったのでした。