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2011年02月23日の記事は以下のとおりです。

年長児の病院ごっこ

アップロードファイル 846-1.jpgアップロードファイル 846-2.jpgアップロードファイル 846-3.jpgアップロードファイル 846-4.jpg

(文:阿部)

 Mちゃん・Hちゃん・K子ちゃんが病院ごっこを始めました。

 周りの友達に「誰か、患者さんになって」と声をかけたい様子でしたが、それぞれの遊びを楽しんでいる姿に、3人は声をかけるのをためらっていました。

 そこへ、猫のしっぽを借りに来た年中組のHくんが、保育室に入ってきました。

 Mちゃんは、Hくんのほうに勢いよく駆けて行き
Mちゃん「予防接種しませんか?」
Hくん「・・・・・・・・」戸惑った表情となりました。
MちゃんとH子ちゃん「痛くないですよ。予防接種って、こうやるんです」と言い、やって見せたところ
Hくん「俺、怖くない。」自信満々な表情になりました。
Mちゃん「予防接種やりますか?」
Hくん「はい」
Mちゃん「分かりました。腕を出してください」
 
① 水で湿らせたティッシュで腕を拭きます。(すーっとして気持ちがいいです)
② ストローを注射に見立て、ポチっと!注射します。(ストローのまるい(○)形がつくのが、面白く、嬉しくなります)
Mちゃん「はい、終わりです」
Hくん「全然、痛くない!怖くない」
H子ちゃん「ほらね、痛くなかったでしょ」
K子ちゃん「泣かなかったから、○だよ」
Hくん、ご満悦!その後も何回も予防接種をして…猫のしっぽを借りに来ていたことを思い出し、帰って行きました。

 Hくんの様子を廊下で見ていた年中児や、予防接種の看板を見てやって来たひよこクラブのお友達もいっしょに楽しみました。どの子の腕にも、○まるいストローの形がついて、喜びあっていました。

* この時期、インフルエンザの予防接種を受けた子や、それ以外の接種をした子もいたことでしょう。怖かった時の思いがよみがえった子もいたに違いありません。でも、年長児の予防接種ごっこは、痛くも痒くもないのです。本当にこんな注射だったらいいのにね!

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