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2010年06月04日の記事は以下のとおりです。

きんぎょさん、さようなら(年少)

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【画像・6月4日(金) 全クラスではとぽっぽ公園に散歩に行きました】

 きんぎょさん、さようなら

(文:渡邉)

 具合が悪くなり、薬浴をして元気になったように思われたいちご組の金魚ですが…
次の日、亡くなっていました。 

 子どもたちにも経験してほしいと思い、水槽から出し、水槽の前に寝せておきました。

 天気が良く、遊ぶ気マンマンの子どもたちは、お部屋に来るとカバンを置いて帽子を持って、すぐに外に出て行くので、なかなか金魚には気付きませんでした。

 Yちゃんが「きんぎょにあげるの」とお花を持って登園して来ました。
水槽の前に行き、動かない金魚を見て
「あれ?」と言うと、無言で見つめていました。他の子も集まって来たので
「死んじゃったんだ…」と話しました。

 おそらく、まだ意味がわからず「ねてるの?」「もう1回いれてみたら?」と子どもたち。
「びょういんにいって!」「にゅういんさせて!」とやさしい言葉もありました。

 みんなで集まってから、もう1度話すと、真剣な表情になっていました。そして、みんなで外に出て埋葬をし、手を合わせてお別れをしました。

 “死”というものが、まだわからない子がほとんどだと思いますが、わからなくても“お別れ”という雰囲気は感じているようでした。

 金魚などの小動物は、本能的に敵にやられないよう、死んでしまう前に元気なフリをするそうです。前日に元気に見えたのも、そのせいだったのかもしれません。

 きんぎょさん、いままでありがとう。ゆっくりやすんでね。

 

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